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大友良英 音楽と美術のあいだ

11.22[土]~02.22[日] / 東京都 / NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーA

「音楽」と「美術」という異なる表現の間にあるものは一体なにか?

2014/11/16(公開:2014/11/16)

NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] で11月22日~行われる大友良英の展覧会

大友良英は即興音楽、ポピュラー音楽、映画やテレビの劇伴音楽に至るまで、幅広い音楽の領域で活動している。

一方、美術館やギャラリーなどでの展覧会にも参加し、インスタレーション作品を制作するなど、美術の領域での発表も多数行っている。

今回の展覧会は2008年・山口情報芸術センター [YCAM]で委嘱制作された作品《quartets》と、このイベントのための新作サウンド・インスタレーション《guitar solos 1》で構成される。

テーマは「音楽と美術のあいだ」。異なる芸術表現である「音楽」と「美術」は、独自の発展を遂げて現在に至っている。そのために音楽の活動の場と、美術の活動の場は、制作においても、市場においても、異なるシステムの上で動いていると言える。作り手と受け手の関係、作品の流通、作品の提示方法など、各場面で様々な違いがある。

しかし、1960年代以降には音楽と美術が相互に介入し合うような表現が多く見られるようになった。そこで生まれた表現は「インターメディア」、「パフォーマンス」、「サウンド・アート」などと呼ばれてきた。そして多様なメディアを利用出来る環境が整ってきたことにより、メディア・アートや「領域横断的」と言われる各種表現が生まれました。

これらの表現は、既存の芸術ジャンルの定義、解釈を拡げ、それと同時にジャンルの境界線をあいまいにした。それこそが大友のように「音楽と美術のあいだ」で活動するアーティストの表現を可能にしてきたと言える。

もう一度「音楽」と「美術」という異なる表現の相違に目を向けて、それらの「あいだ」にあるものとは何なのかを、複数のインスタレーションとさまざまイベントで考える。


<関連イベント>
◆オープニング・トーク1
日時:2014年11月22日(土)午後2時より
出演:大友良英×畠中実(ICC)
会場:ICC 4階 特設会場
定員:250名(当日先着順)
>さらに読む

Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:なずな
「幅広い活躍をされている大友氏の展覧会です。音楽、美術、どちらも表現方法の一つではありますが、制度、作法、流通、鑑賞方法など違いは沢山。しかし、それらの垣根はなくなってきているとも言えます。

そのなくなりつつある垣根には、一体何があるのかを考えるものです」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階
会場 NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーA
開催日時 2014年11月22日~2015年02月22日 11:00~18:00
料金 ○一般:500円 ○高校生以下:無料
TEL/FAX /
MAIL
参考URL www.ntticc.or.jp/Exhibition/2014/Between_Music_and_Art/index_j.html
ドレスコード
アクセス 京王新線『初台』駅(東口) http://www.ntticc.or.jp/About/access_j.html
駐車場
運営元

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