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未来技術遺産登録記念 レンズ付フィルム展

10.28[火]~01.25[日] / 東京都 / 日本カメラ博物館

シャッターを押すだけの“究極のカメラ”。さまざまな製品を一堂に展示

2014/11/06(公開:2014/11/05)

東京・日本カメラ博物館で行われる展示イベント

日本カメラ博物館 特別展
「未来技術遺産登録記念 レンズ付フィルム展」

最初のレンズ付フィルムである「写ルンです」が、平成26年度の「未来技術遺産」に登録されたことを記念して特別展イベントが行われる。

1986年(昭和61年)、富士写真フイルム(現:富士フイルム)より発売された「写ルンです」。ここから「レンズ付フィルム」と呼ばれる新しい分野が確立された。

「レンズ付フィルム」は「カメラ」ではなく、あくまでも「フィルム」として製品展開が行われた。街のカメラ店はもちろんのこと、コンビニエンスストア、駅の売店、観光地のお土産物屋、自動販売機など、それまでのカメラにはない経路で販売された。

撮影した後はフィルムを取り出すことなく、本体ごとカメラ店や現像所などに持ち込むと、フィルムは現像、プリントされる仕組み。

一時は「使い捨てカメラ」、「使い切りカメラ」などの表記もされたが、使用済みの本体は分解した後にカメラメーカーによってリサイクルされるシステムが出来上がっていたため「使い捨て」という言葉は早くに見直され、1991年(平成3年)には、「レンズ付フィルム」という言葉が業界での統一呼称となり、広く普及した・

また、「レンズ付フィルム」は“シャッターを押すだけ”という、極めてシンプルな機構にも関わらず、幅広い撮影条件で良好な結果を得るため、考え抜かれた様々な専用設計が施されている。これは“究極のカメラ”という一面もある。

「レンズ付フィルム」は従来にはない機能を持っており、デジタルカメラの時代となった今でも需要がある。例えば、電源の確保が難しい場所、高温多湿など、デジタルカメラに適さない環境下での撮影、修学旅行などで学校から生徒に支給されるなど、手軽に撮影できる「レンズ付フィルム」ならではのメリットを活かしながら使用されている。

この展示では富士フイルムをはじめ、各メーカーから発売された歴代機種、レンズ付フィルムの仕組みを紹介。その他、企業や団体とコラボレーションしたさまざまなパッケージの製品などを展示する。

○特別展は撮影可能(特別展エリアに限る)

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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:なずな
「懐かしい~!学生時代良く使ってました。最近見かけないなぁ、と思っていましたがまだまだ現役で使われているんですね。

そして、今考えるとピントを合わせることも不要、電源も不要、軽量で安価という素晴らしい発明だったわけです。『未来技術遺産』への登録も納得ですね。

歴代モデル、仕組みが分かる分解モデル、望遠、パノラマ、防水、立体、連写など、さまざまな機能に特化したモデル、キャラクター・企業・地域とコラボしたパッケージなどが展示されます」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都千代田区一番町25番地 JCII 一番町ビル(地下 1 階)
会場 日本カメラ博物館
開催日時 2014年10月28日~2015年01月25日 10:00~17:00
料金 ○一般 300 円、○中学生以下 無料 ※団体割引(10名以上)一般 200 円 ※期間中レンズ付フィルム持参の方は、一般200円でご入場いただけます
TEL/FAX /
MAIL
参考URL http://jcii-cameramuseum.jp/museum/special-exhibition/20141028.html
ドレスコード
アクセス ◆東京メトロ半蔵門線半蔵門駅:4 番出入口から徒歩 1分 ◆東京メトロ有楽町線麹町駅:3番出入口から徒歩8分 ◆都営バス「都03 グリーンライン(四谷駅=半蔵門=日比谷=銀座四 =晴海埠頭)」半蔵門停留所から徒歩4分
駐車場 なし
運営元

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