「新たな系譜学をもとめて 跳躍/痕跡/身体」展
09.27[土]~01.04[日] / 東京都 / 東京都現代美術館 企画展示室3F/1F・B室 /ホワイエ
≪従来のアートにおけるパフォーマンス展には無い、新なる試み≫
2014/11/04(公開:2014/11/04)
東京都現代美術館で行われる展覧会イベント
とかく先が見えにくい不安な時代。多くの人が、確かなものとしてまず己の「身体」を確認しようとします。
「身体」が持つ感覚や記憶、知恵が果たしていずこからきたのか、痕跡を辿ろうとします。
ダンス、能・狂言や歌舞伎などの伝統芸能。
演劇、スポーツ、武道などの身体表現。
これらは、言語を超越したコミュニケーションとして、あるいはローカルなトポスや文化的記憶として、我々の精神生活に密接に関係してきました。
ですが、こうしたものの多くは、アートの歴史において、モダニズムの価値観からとりこぼされてきたと言えます。
今回のイベントは、身体に残された記憶や知の痕跡が、それぞれの時代の表現に取り入れられ、新しい創造を産出して きた系譜を辿っていき、現在の表現を見直すことを意図しています。
狂言師であり、現代演劇やパフォーマンスへの出演や演出においても活躍している野村萬斎を総合アドバイザーにむかえています。
その身体には、600年以上もの伝統的な型を継承しつつ、現代まで一気に跳躍し、多様な現代の表現と交わり、新たな創造の遺伝子をつくりだしていると言えるでしょう。
絵画、映像、インスタレーション、50年代以降の能や舞踏といった前衛とのかかわりをたどる資料も展示。
会場内で実施されるパフォーマンスとあわせて構成されます。
従来のアートにおけるパフォーマンス展にはない、新たな展示の試みとなります。
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:せり
「アートとパフォーマンス。伝統と前衛。
新しい事に挑戦しつつも、古き伝統のルーツを求める若者たちの姿。
矛盾しているようで矛盾していないのでしょうね、きっと」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都江東区三好4-1-1 |
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会場 | 東京都現代美術館 企画展示室3F/1F・B室 /ホワイエ |
開催日時 | 2014年09月27日~2015年01月04日 10:00~18:00 |
料金 | 一般・・・1200円、大学生・専門学校生・65歳以上・・・900円、高校生・中学生・・・600円、小学生以下・障害者手帳提示とその介護者2名 無料 |
TEL/FAX | 03-5245-4111 / |
参考URL | http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/seekingnewgenealogy.html |
ドレスコード | |
アクセス | ◆東京メトロ半蔵門線・清澄白河駅B2番出口から徒歩9分 ◆都営地下鉄大江戸線・清澄白河駅A3番出口から徒歩13分 http://www.mot-art-museum.jp/museuminfo/access.html |
駐車場 | |
運営元 |
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