-大判画集刊行記念- 井上直久 絵画展 光の粒、髪のささやき
11.29[土]~12.09[火] / 東京都 / Bunkamura Gallery
スタジオジブリ作品の背景美術も手掛けた作家。自身の心象風景を描く。
2014/11/01(公開:2014/11/01)
東京・Bunkamura Galleryで行われる展覧会イベント
画家・井上直久氏の「イバラード」は、心に映る情景を絵にした。イバラードを意識した瞬間に、目の前の風景、事象、全てが美しい世界へと変貌すると彼は語る。これまでイバラードの世界を舞台とした画集や絵本を刊行しており、スタジオジブリ製作のアニメーション映画「耳をすませば」の中に出てくる挿話、「バロンのくれた物語」の背景美術を制作したことで注目を集めた。また宮崎駿監督によるアニメーション「星をかった日」に原作を提供している。また、日本のみならず、ニューヨーク、パリでも作品を発表している。
柔らかい光に包まれて、綿密に、そして繊細に描かれた絵。観る者を優しくイバラードの世界に招き入れるかのようだ。空には数々の小惑星や‘ラピュタ’も浮かび、美しい色の雲がただよう。
そこには多種多様な人が暮らしており、市場には奇妙な品々があふれ、木や草花が町を覆う。街角に立ては、いつも驚きと懐かしさが入りまじり、曲がり角のひとつひとつが探索を誘っているかのようだ。
今回は、Bunkamura Galleryでの5回目の個展イベント。イバラードの中で輝く陽差し、暖かい灯火のもとに、人と心のふれあう情景を描いた新作を中心として、絵画約40点、版画約20点を展示・販売する。
さらに原画と、推敲を重ねた文章で構成された大判画集を、会期に併せて新たに刊行予定。画集刊行に寄せた想いを作家本人が語るトークショーや、ライブペインティングなどのイベントも開催。
作家は会期中連日在廊予定。作家とのコミュニケーションを楽しみながら、優しく温かなイバラードの世界を会場空間全体で堪能してみては。
<イベント情報>
・11月30日(日) トークショー
「大判画集刊行に寄せて」
・12月7日(日) ライブペインティング
>さらに読む
Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「『耳をすませば』の中で、主人公の考えた『バロンのくれた物語』登場する、あの独特の優しい風景は、この方が手がけたものだったのですね。色彩が柔らかくて、幻想的で、とても素敵です。
イバラードという独自の世界は、井上さんが子供のころから過ごしていた大阪・茨木市の自然や町並みの風景がもとになっているそう。そこに心のフィルターをかけて、イメージを膨らませて作り上げられています。絵の中には、茨木市にある竜王山、駅前のマンション、近所の市場なども描き込まれています」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 |
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会場 | Bunkamura Gallery |
開催日時 | 2014年11月29日~2014年12月09日 10:00~19:30 |
料金 | 入場無料 |
TEL/FAX | 03-3477-9174 / |
参考URL | http://www.bunkamura.co.jp/m/gallery/exhibition/20141129.html |
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