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かみ、さまざま - 広がる和紙の世界

11.01[土]~12.14[日] / 東京都 / 伊勢半本店 紅ミュージアム

人々の生活を支えてた‘紙’。紙の文化が息づいていた時代を紹介。

2014/10/13(公開:2014/10/13)

東京・伊勢半本店 紅ミュージアムで行われる展覧会イベント

中国で発明された製紙の技術。日本にその技法が持ち込まれたのは、記録によると610年と言われている。それ以降、楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ)などの靭皮繊維を主な原料として、強くてしなやかな日本の紙が漉かれてきた。

かつて紙は、特定の層の人々が、特定の用に使う貴重品だった。しかし、近世になるとその消費層は町人社会にまで拡大する。製紙が広く行われるようになり、市場には蔵物・納屋物各種の紙が流通して、その種類はゆうに数百種を超えたという。

紙と言うと書写・印刷媒体としての用途がまず挙げられるが、近世社会、特に京都・大坂・江戸といった都市部では、紙は生活用品をつくる素材としても大量に消費された。障子や屏風などの建具、行灯・提灯などの照明具、油を引いて防水性を持たせて、傘や合羽に、漆を塗り耐久性を持たせ、て煙草入れや文筥に。

これらは張り重ね、揉み、絞り、あるいは撚って編み、折り包むなどして、日常生活の実用品に姿を変えた、もうひとつの紙のありかただった。

この展覧会では、江戸から明治期の資料を中心に、紙の機能性と多様な加工法を紹介する。人々の生活を支えていた紙製品を通じ、紙の文化がいきづいていた様を見ることが出来る。


<開催日時>
2014年11月01日(土)~2014年12月14日(日)
10:00~18:00(入館は17:30まで)
毎週金曜日は10:00~20:00(入館は19:30まで)

<休館日>
毎週月曜日
※ただし、11月3日(月・祝)、24日(月・振休)は開館、翌11月4日(火)と25日(火)を休館。


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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:なずな
「紙の機能性と多様な加工法を紹介しています。そうかー、紙って書いたり、包んだりするだけじゃないんですね。貼ったり、編んだり、様々な方法で、様々な製品が作られました。紙の可能性を感じます」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都港区南青山6-6-20 K's南青山ビル1F
会場 伊勢半本店 紅ミュージアム
開催日時 2014年11月01日~2014年12月14日 10:00~20:00
料金 ○500円(小学生以下と障害者手帳提示者ならびに同伴者1名は無料)
TEL/FAX 03-5467-3735 /
MAIL
参考URL http://www.isehanhonten.co.jp/museum/exhibitions.html
ドレスコード
アクセス
駐車場
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