ザハ・ハディド Zaha Hadid 個展
10.18[土]~12.23[火] / 東京都 / 東京オペラシティ アートギャラリー (3Fギャラリー1、2)
‘アンビルド(=建築されない)の女王’と呼ばれた建築家、日本初の大規模個展。
2014/09/15(公開:2014/09/13)
東京オペラシティ アートギャラリーで行われる展覧会イベント
世界的にも注目される建築家、ザハ・ハディドの個展が行われる。ザハ・ハディド(1950-)バグダッド生まれ・ロンドン在住の女性建築家。現代の建築界をけん引する建築界の巨匠の1人だ。
1983年に香港の「ザ・ピーク」の国際コンペで勝利したことにより、彼女の名前は一躍世界に知られることになる。しかし、このプロジェクトを始めとしてザハの設計案は、当時はあまりに前衛的で斬新な内容だったために、その後10年以上にわたり自身の設計が実際に建てられることはなかった。このことから「アンビルトの女王」(アンビルト unbuilt=実際に建設されない)というありがたくない異名で呼ばれるようになってしまった。
ザハにとって初めて実現したプロジェクトは、ドイツ・ヴィトラ社工場跡地に建設されたヴィトラ社消防所だった。これ以降、かつて「実現不可能」と言われ続けた彼女のデザインに、現実がようやく追いついたかのように、大規模なコンペで次々に勝利を重た。もしろん、実際に建てられるようにもなる。
現在ではザハのプロジェクトは世界各地で進行していて、400人にものぼるスタッフが44ヶ国で稼働中。そして今回東京の「新国立競技場」デザイン競技の勝利によって、日本でも実作の建設が決定している。
日本で初めての大規模展となるこのイベントでは、ザハ・ハディドのこれまでの作品を模型、図面、写真、絵画、映像で展示する。プロダクトから都市計画まで、スケールの異なる作品をシームレスに繋げていく彼女の建築思想を総合的に見ることが出来る。
有機的で流動性を感じさせる彼女の作品は、目に見える形態以上に、見る側の視点を刺激して、広がりのある解釈を可能にする空間体験が期待できる。
<開催日時>
2014年10月18日(土)~12月23日(火・祝)
11:00~19:00 金・土は11:00~20:00 ※最終入場は閉館30分前まで
休館日:月曜日 ※祝日の場合は翌火曜日。※12月22日(月)は開館
>さらに読む
Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「女性で初めて、さらには最年少で建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞しています。アンビルト unbuilt=実際に建設されない、と言われたこともありますが、今や建築界をリードする巨匠。時代と技術がやっと追いついた、といった感じでしょうか。もはや‘アンビルド’ではありません」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都新宿区西新宿3-20-2 |
---|---|
会場 | 東京オペラシティ アートギャラリー (3Fギャラリー1、2) |
開催日時 | 2014年10月18日~2014年12月23日 11:00~19:00 |
料金 | ・一般 1,200円(1,000円) ・大学・高校生 1,000円(800円) ・中学生以下は無料 ※同時開催、「収蔵品展 049 抽象の楽しみ」「project N 58 高畠依子」の入場料を含む。収蔵品展入場券200円(各種割引は無し)もあり。 ※( )内は15名以上の団体料金。 |
TEL/FAX | 03-5777-8600(ハローダイヤル) / |
参考URL | http://www.operacity.jp/ag/exh169/ |
ドレスコード | |
アクセス | http://www.operacity.jp/access/index.php |
駐車場 | |
運営元 |
※イベント情報は諸状況で場所・日程・時間等が変更する場合がございます。事前に最新情報をご確認の上お出かけください。情報の利用に際しては、「利用規約」および「免責事項」をご確認ください。
RankingPointランキングポイントの投稿
ランキング結果に反映されます。是非ご投票ください!
Link 関連・その他のニュースリンク