特別展 輝ける金と銀―琳派から加山又造まで―
09.23[火]~11.16[日] / 東京都 / 山種美術館
今も昔も、人々を魅了する‘金’と‘銀’。まばゆい作品たち。
2014/08/31(公開:2014/08/30)
東京・山種美術館で行われる金と銀がテーマの展覧会イベント
いつの時代も金と銀は人々を惹きつけてきた。昔から日本美術にも用いられ、その使われ方も時代によって変化していく。今回のイベントでは、金と銀の歴史の中でも表現がひときわ多彩になった明治以降の日本絵画に焦点を当てる。金と銀に魅了された画家たちの作品を紹介。
近代、画家たちは伝統に挑んで、新しい表現方法を生み出す試行錯誤をしてきた。その中のひとつに、従来権力や宗教の象徴とされ、主張が強いというイメージがあった金と銀を、他の色や絵と調和させることによって、新しい使い方を生み出したことがある。
横山大観は「喜撰山」で、金箔を裏面に用いた特殊な和紙を使用して柔らかな光を再現。速水御舟「名樹散椿」は、金砂子を使用した撒きつぶしという技法で金そのものの美しさを表現した。山本丘人の「真昼の火山」は金銀の箔や泥(でい)に対して、斬新なアプローチで山の力強さを表した。加山又造「華扇屏風」は、古典と現代の技法を組み合わせて素材の可能性を追求した。
画家たちの発想の源となった、平安時代の料紙装飾、江戸時代の琳派の絵画、当時のさまざまな技法を再現した技法サンプルも展示されている。これらも作家たちの苦労とチャレンジ精神を感じさせる。
<開催日時>
2014年9月23日(火・祝)~11月16日(日)
※会期中、一部展示替あり。
・前期:9月23日(火・祝)~10月19日(日)
・後期:10月21日(火)~11月16日(日)
休館日:毎週月曜日
※10月13日(月)、11月3日(月)は開館、10月14日(火)、11月4日(火)は休館。
時間:10:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで。
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「古今東西、人を惹きつけて止まない金と銀。作家によってその表現方法は様々。ギンギラギン、ではなく、柔らかな金と銀や、抑えた表現方法にも注目です」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都渋谷区広尾3-12-36 |
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会場 | 山種美術館 |
開催日時 | 2014年09月23日~2014年11月16日 10:00~17:00 |
料金 | ○一般1,200円(1,000円) ○大高生900円(800円) ○中学生以下無料 ※( )内は前売り、団体料金。 |
TEL/FAX | 03-5777-8600※受付時間は8:00~22:00。 / |
参考URL | http://www.yamatane-museum.jp/ |
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