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京都国立博物館で行われる展覧会ベント

日本に伝わる数々の絵巻の中でも最も親しまれていて、世界的にも有名な国宝「鳥獣人物戯画」（高山寺蔵）。

この展覧会イベントでは、朝日新聞文化財団の助成によって修理が完成したことを記念し、甲巻から丁巻までの4巻全てを公開する。さらに高山寺中興の僧・明恵（1173～1232）に関わる資料、国宝「華厳宗祖師絵伝（華厳縁起）」（高山寺蔵）などの名宝の数々も紹介する。

＜みどころ＞
その一：平安時代のジャパニーズ・ファンタジー
ウサギ、サル、カエルたちのまるで人間のような仕草は、生き生きとしていて話し声まで聞こえてくるようだ。まさに中世日本のファンタジーの世界であり、現代の漫画の原点とも言える。乙巻は動物図鑑のように、馬や牛など身近な動物から、麒麟、龍、獏などの想像上の霊獣までが自然の景観の中に次々と現れて、ひとつの物語のように展開する。

その二：修復完了後、四巻すべてを初公開
描かれてから800年もの年月が経過した鳥獣戯画は、劣化や損傷に悩まされていた。和紙そのものの劣化、退色、小さな焦げ跡、虫食いの跡、江戸時代の修理で使用された裏打ち紙の雲母が絵に付着するなど、痛みがあった。今回の保存修復は、朝日新聞文化財団による文化財保護助成事業の第１号として実施され、平成25年（2013）3月に4年がかりで完了した。この展覧会は修復作業中の新発見を紹介しながら、修理後の全4巻を初めて一挙に展示する。


＜開催日時＞
2014年10月7日（火）～2014年11月24日（月）
9：30～18：00（入館は17：30まで）

※ただし会期中の毎週金曜日は20：00まで（入館は19：30まで）
※会期中、一部の展示作品、場面の入れ替えを行います。
前期＝10月7日～11月3日、後期＝11月5日～11月24日

＜休館日＞月曜日　
※ただし、10月13日、11月3日、11月24日は開館し、10月14日、11月4日は休館



(2014年9月13日時点の情報)

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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ：なずな
「鳥獣戯画、可愛いー！！本当にコミカルで、生き生きしていて、時間を忘れて見入ってしまいますね。一度本物を見たいと思っていたのですが、修復され、しかも全四巻が公開される貴重な機会。これは京都に行くしか・・・」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所	京都府京都市東山区茶屋町527
会場	京都国立博物館 明治古都館（本館）
開催日時	2014年10月07日～2014年11月24日 09:30～18:00
料金	◇一般　1500円（1300／1200円）　◇大学生　1200円（1000／900円）　◇高校生　900円（700／600円）◇中学生以下無料 ※（　）内は前売り／団体20名以上。 ※障がい者の方と介護者（1名）は、障がい者手帳などの提示で無料 ※平成知新館での展示（11月16日までは「京へのいざない」）観覧可能 ※キャンパスメンバーズは、学生証提示で300円
TEL／FAX	/
MAIL
参考URL	http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/korekara/exhibition20141007.html
ドレスコード
アクセス	http://www.kyohaku.go.jp/jp/riyou/access/index.html
駐車場
運営元

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