鈴木康広 個展『近所の地球』
08.02[土]~10.19[日] / 茨城県 / 水戸芸術館現代美術ギャラリー
一番近くにあるのに普段意識することのない地球が、身近でより驚きに満ちた存在に。
2014/07/13(公開:2014/07/10)
水戸芸術館現代美術ギャラリーで行われる展覧会イベント
鈴木康広(1979年、静岡・浜松生まれ)日常で見落としてしまいそうなもの、自然現象を別のものに見立てて、見る者の記憶を呼び起こすような共感を生みだす作品を制作している。『まばたきの葉』(2003)、アートディレクションを担当した羽田空港の『空気の港』で発表した『出発の星座』(2009)、『瀬戸内国際芸術祭』で発表した航跡をファスナーに見立てた作品『ファスナーの船』(2010)、静岡・浜松市美術館で開催した展覧会に際して制作した、商店街の店内にパラパラマンガを展示する『パラパラマンガ商店街』(2011)など、美術館での展覧会だけでなく、数々のパブリックアート、デザインなど幅広い方面で活躍している。
今回のイベントでは鈴木の代表作や、『地球の中心を指すコップ』、『器の人』、『気球の人』などの新作に加えて、鈴木が普段使用している約300冊のノートから同展に関係するページを展示した空間『記憶をめくる人』、東京大学先端科学技術研究センター内にある鈴木のアトリエを再構成して、作品制作のプロセスを再現した『鈴木康広の研究室』などのインスタレーションも展示。
水戸市の商店街では『パラパラマンガ商店街 in 水戸』を展開して、水戸市街を新しい視点から表現する。
<関連イベント>
○柳家花緑×鈴木康広ギャラリートーク『お見立て』
2014年8月12日(火)14:00~15:30
会場:茨城県 水戸芸術館 現代美術ギャラリー
出演:柳家花緑、鈴木康広
料金:無料(要展覧会チケット)※予約不要
○アーティストトーク
2014年9月20日(土)14:00~15:30
会場:茨城県 水戸芸術館 現代美術ギャラリー
出演:鈴木康広
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「そのへんにありそうで、なさそうな、とってもユニークな作品が多いですね。面白い。
展覧会のタイトルとなっている‘近所の地球’という言葉には、身近な近所に身を置きながら、地球というもっと大きなものに繋がろうとするという、鈴木さんの制作の基本となる考え方が表れているそう」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
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