ジョルジョ・デ・キリコ - 変遷と回帰
10.25[土]~12.26[金] / 東京都 / パナソニック汐留ミュージアム
10年ぶりに東京に帰ってきたデ・キリコの展覧会。8割は日本初公開作品。
2014/08/14(公開:2014/07/25)
パナソニック汐留ミュージアムで行われるジョルジョ・デ・キリコ の展覧会イベント
20世紀を代表するイタリア人画家・ジョルジョ・デ・キリコの回顧展が行われる。東京での開催は約10年ぶり。デ・キリコは70年に及ぶ画家人生の中で、「形而上絵画」、「シュルレアリスム」など、何度もそのスタイルを変えてきた。90年の生涯の間、世界各地をさすらいながらも母国イタリアを思い続けた。その人生は、新たな芸術への旅立ちと、自らの形而上絵画への回帰を繰り返した彼の画業と重なる。
この展覧会では、油彩を中心に水彩、素描、彫刻など、彼の各時代の代表作100点を展示。それらを通じ、初期から最晩年までの各々の時代の魅力を紹介する。また、未亡人イザベッラによってパリ市立近代美術館に寄与された、デ・キリコの貴重な旧蔵品をメインに、約8割の作品は日本初公開のものだ。さらにローマのデ・キリコ財団が全面的に協力し、イタリアからも39点の作品が来日する。
絶えるない創作意欲、驚きと神秘に満ちた、生気溢れるデ・キリコの絵画の世界を楽しめるま。彼の70年に渡る創作の足取りを追ってみよう。
<開催日時>
2014年10月25日(土)〜12月26日(金)
開館時間:10:00〜18:00 (入館は17:30まで)
(2014年7月25日時点の情報)
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「デ・キリコの絵と言えば、人けのない広場に胴像や建築物の陰が伸びる不思議な雰囲気のものが思い浮かびます。謎めいた空間と事物が生みだす『形而上絵画』。
彼は目に見えている日常の裏側に潜む、神秘や謎を表現しようとしたのだそう。その後技法や作風が大きく変わったものの、晩年には再び初期の形而上絵画へと回帰しました。そうした移り変わりも見ることが出来ます」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
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