ボンジュール!フランスの絵本たち -カストール文庫やババール絵本の誕生を中心に-
07.12[土]~09.07[日] / 埼玉県 / うらわ美術館
日本初出展の原画、貴重なデッンなど約350点。フランスの絵本の魅力を解き明かす
2014/06/24(公開:2014/06/23)
埼玉・うらわ美術館で行われるフランスの絵本がテーマの展覧会イベント
ラ・フォンテーヌの『寓話』、「長靴をはいた猫」、「眠れる森の美女」、「シンデレラ」などでおなじみのペローの『童話集』、ヴェルヌの冒険物語、マロの『家なき子』・・・。フランスの児童書は、日本はもちろんのこと、今なお世界中で親しまれている。フランスでの絵本史において大きな功績があるのが「カストール文庫」である。20世紀の初め、今でいう「絵本」が誕生する中で、教育者のポール・フォシェは、ナタリー・パランやロジャンコフスキーなどのロシア出身の美術家たちと組んで、美しいイラストと遊びながら学べる絵本のシリーズを生み出した。
フォシェが手がけた絵本は、1931年から亡くなるまでの30年余りで、約330冊以上にものぼる。そして、現在まで刊行されている。彼はフランスの絵本の歴史に大きな一歩を残した。さらに、「カストール文庫」が登場した1931年、ジャン・ド・ブリュノフによる絵本『ぞうのババール』も出版された。
これは、ジャンの妻が息子たちに話し聞かせていた子ぞうの冒険物語を元に描かれた絵本だ。見開きページが多く用いられており、明快な色彩、手書きの文字が特徴である。当時としては画期的な大きな判型で出版されたこともあり、またたく間にミリオンセラーとなり、世界へと広まった。
この展覧会では発展期の絵本と「遊ぶ」絵本の系譜を、日本初出展となる原画や貴重なデッサン、冊子など約350点で紹介する。
<関連イベント>
・図書館員とボランティアによる絵本の読み聞かせ会
日時:7月18日(金)~8月29日(金)までの毎火曜日・金曜日 13:30~14:00まで、全12回
場所:ギャラリーC
※自由参加・無料
<開催期間>
2014年07月12日(土)~2014年09月07日(日)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館・翌日休館)
時間 10:00~17:00(ただし、展覧会開催中の土日は20:00まで/入館は閉館30分前まで)
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「フランスの絵本てオシャレで可愛いだけじゃなかったんですね。今の絵本の原形を作った、発展期の絵本、そして遊びながら学べる絵本。絵本史の中でも重要な役割を果たしています。
もちろん、絵を見ても可愛いですけど」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 埼玉県さいたま市浦和区仲町2-5-1 |
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会場 | うらわ美術館 |
開催日時 | 2014年07月12日~2014年09月07日 00:00~00:00 |
料金 | ○一般610円 ○高校・大学生410円 ○中学生以下は無料 |
TEL/FAX | / |
参考URL | http://www.uam.urawa.saitama.jp/tenran.htm |
ドレスコード | |
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運営元 |
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