「見晴らす展」日本のけしきを彫る人 田中圭介
05.30[金]~06.22[日] / 東京都 / ポーラ ミュージアム アネックス
≪銀座に「森」が出現。柱型の樟の木、良く見るとそこには風景が・・・≫
2014/05/21(公開:2014/05/20)
東京・ポーラ ミュージアム アネックスで行われる田中圭介氏の展覧会イベント
田中圭介氏は、一木にミニチュア的風景を彫り込んで、アクリル絵の具で彩色した作品を制作している。今回初となる大型個展が開催される。梅雨空の向こうに現れる「森」。人と自然が歩むべき、道しるべ。
木彫によって創り出された景色に分け入っていくと、木の香りが鼻をくすぐり、自分がビルが林立する都会にいることを忘れてしまう。田中氏の一刀一刀によって浮き彫りにされた世界は、木材がかつて生きていた姿を、空に向かうように伸びていた息づかいを思い起こさせる。
彼の手によって角材は再び樹々へになり、草花や滝や山や雲となり、新たないのちを輝かせてる。
森を歩く時、人は無意識に深く呼吸している。まるで全身が目や耳になったように、いつもより万物が鮮やかに感じられる。そんな研ぎ澄まされる感覚が蘇る心地よさを、銀座の「森」で体験出来るだろう。
また、作品を通じでこれまでの田中氏の活動の‘年輪’を辿ることも出来る。自然を尊ぶ気持ち、人と自然が今後どう繋がり、どう生きるのかを考える機会にもなりそうだ。
<関連イベント>
○クロス×トーク
田中圭介×山田香織氏(盆栽家、彩花盆栽教室主宰)
田中は「死にゆく木を再生させ」、山田氏は「生きゆく木を育てる」。小さな森林世界を作り上げている二人が 共通性や相違について、また人間にとってかけがえのない木や森・自然について語る。
日時:6 月 14 日(土) 17:30 - 18:30 / 場所:ポーラ ミュージアム アネックス
※申し込みにはポーラ ミュージアム アネックス発行のメルマガ登録が必要
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「材木、というか角材のようなる柱型の木。そこに、ミニチュア的風景を彫り込んで彩色した作品。切り出された‘材料’の中に‘風景’がある面白い光景ですね。そして、一本一本の木はかなり細かいのですが、全て1つの木から彫り出して作られています!これはぜひ間近で見てみたい。
自然の風景の一部を切り取ったように見えるのですが、実は植林された均一な山や森であったり、実は人工的な自然を小さなお墓、観覧車、鳥居などと共にユーモラスに彫り込んでいます。
クスノキが素材の作品なので、会場にはほのかに木の香りが漂っているそう。癒されそうですね~」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都中央区銀座 1-7-7 |
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会場 | ポーラ ミュージアム アネックス |
開催日時 | 2014年05月30日~2014年06月22日 11:00~20:00 |
料金 | 入場無料 |
TEL/FAX | / |
参考URL | http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/ |
ドレスコード | |
アクセス | ・東京メトロ 銀座一丁目駅 7 番出口すぐ ・東京メトロ 銀座駅 A9 番出口から徒歩 6 分 ・JR 有楽町駅 京橋口から徒歩 5 分 |
駐車場 | |
運営元 |
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