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石川真衣 個展「RETRIEVE」

04.11[金]~04.23[水] / 東京都 / GALLERY SPEAK FOR

≪自分と愛犬‘レオ’を題材にした、運命と魂の所在をめぐる抒情詩を版画で表現≫

2014/04/01(公開:2014/03/30)

東京・GALLERY SPEAK FORで行われる、版画家・石川真衣氏の個展イベント

「ある日、牡丹は聡明で美しい犬と出会い、一生で一度の恋をした」。

石川真衣氏が版画の手法を最大限に生かして描き続けているのは、自分という主人公(=牡丹ちゃん)と、ゴールデンレトリーバーの愛犬レオがモチーフの運命と魂の所在をめぐる抒情詩。

墨と白がベースでありながら、まるで絵本かアートポスターのような構成が主体となっている。ボリューミーな濃淡グラデーションと、驚くべき細かさの描き込みには、フェミニンな感受性と手つきによる版画カテゴリーへの挑戦的なまでの情熱が込められている。

1960~70年代の劇画マンガ、アングラ演劇などが題材とした精神的な暗がり。それらは現在において既に拭い去られたようにも思えるが、実は今の光景にも地続きになっていたことを感じさせる。

彼女が幼い頃から綴り、描きためてきたいうレオの鎮魂と救済のストーリー。さらに広がりを増し、色彩を取り入れた技法は現在も進化している。描画スケールの大きさ、刷り感の美しさなどが近年、さまざまな版画や絵画コンクールで高く評価されている。

それらの作品たちが初めて、GALLERY SPEAK FORで展示される。白黒リトグラフの大型代表作、シルクスクリーンを使ったカラーの小作品など、彼女の世界観を一望できるまたとない機会である。

RETRIEVEとは「取り戻す」、「回収する」という意味。ゴールデンレトリバーとの生活と切り離すことは出来ない絵の内容、過去を取り戻して、今の自分を回収するという思いから作られる作品たち。そんな制作姿勢がタイトルとなっている。

大小約30点の作品を展示・販売する。また、立体作品「牡丹ちゃんフィギュア」、オーナメント作品、iPhoneケース、Tシャツなどの関連商品も販売される。


<ギャラリートーク開催>
2014年4月11日(金)18:30~19:00 入場無料
作品解説=石川真衣 聞き手=石黒謙吾(著述家・編集者)

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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:なずな
「緻密でファンタジックな作品です。勝手なイメージですが、こうした作風に犬、しかもゴールデンレトリーバーというのが少し意外に感じました。

ですが、作者にとってゴールデンレトリーバーは非常に重要な意味を持っています。愛犬レオの鎮魂と救済の壮大な物語です。

そして、ギャラリートークのゲストは『盲導犬クイールの一生』著書・石黒謙吾さん!先日お話を伺う機会があったのですが、とにかく色んな分野に造詣が深く、犬も大好きな方。これは面白そうですね」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都渋谷区猿楽町28-2 SPEAK FOR B1F
会場 GALLERY SPEAK FOR
開催日時 2014年04月11日~2014年04月23日 11:00~19:00
料金 入場無料
TEL/FAX /
MAIL
参考URL http://www.galleryspeakfor.com
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