リー・ミンウェイとその関係展
09.20[土]~01.04[日] / 東京都 / 森美術館
≪台湾出身アーティスト、日本初の観客参加型大型個展≫
2014/08/25(公開:2014/08/24)
東京・森美術館で行われるリー・ミンウェイの展覧会イベント
参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながるリー・ミンウェイ(李明維)は、1964年に台湾に生まれた。現在はニューヨーク在住の現代アーティスト。
そんなリー・ミンウェイの大型個展「リー・ミンウェイとその関係展」が森美術館で行われる。森美術館で初めて行われる台湾出身芸術家の大規模個展。
リー・ミンウェイは、1990年代以降、国際的な活躍をしている。この展覧会では、過去20年にわたる彼の実績から、その代表作を網羅する、世界でも初めての大規模な個展。
1990年代後半に、観客が参加することで成立する新しいアートの傾向が生まれた。これは「リレーショナル・アート」、「関係性の美学」と呼ばれて、世界中から注目を集めた。この展覧会ではそんなリレーショナルアートについても、リーの作品を通じて考える。あらゆるものとの「つながり」に触れる機会となるだろう。
今回の展覧会は、[セクション1]で、「空」や「間」とった東洋的な概念をもとに「つながり」や「関係性」の意味とその解釈の歴史を考え、[セクション2]では、歩く、食べる、眠る、聞く、などの日常の行動を再考することにより、禅の考え方にも通じる「いま、ここ」がどうやって自然の摂理と繋がっているかを考える。最後の[セクション3]では、台湾とアメリカなど、東西の文化を往来するリー・ミンウェイを、歴史、文化、社会との関係性からひもとく。そしてさらに、それら世界の大きな枠組みが、個人の記憶とどのように繋がっているかを検証する。
リー・ミンウェイのインスタレーションを中心とし、それらの作品との関係性を考えるための、白隠、鈴木大拙、イヴ・クライン、アラン・カプロー、リクリット・ティラヴァニ、小沢剛など他のアーティストの作品、歴史的な作品もあわせて展示する。これによって展覧会を鑑賞することが、より豊かな知的体験となるように構成されている。作品に多様なかたちで参加することにより、展覧会の体験が一人一人の心と繋がるかもしれない。
(2014年8月22日時点の情報)
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「東京では初めての観客参加型大規模個展です。ここまで大規模な展示は世界でも初めてではないか、とのこと。
リー・ミンウェイの作品を歴史的、文化的な文脈から読み解く鍵となる参照作品も同時に展示しています。色々な作品を通じて、色々なモノとの繋がり、そして自分自身の存在について考える機会になるかもしれません」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F |
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会場 | 森美術館 |
開催日時 | 2014年09月20日~2015年01月04日 00:00~00:00 |
料金 | |
TEL/FAX | / |
参考URL | |
ドレスコード | |
アクセス | http://www.mori.art.museum/jp/info/access.html#a02 |
駐車場 | |
運営元 |
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