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7つの海と手しごと 第4の海「ギニア湾とヨルバ族のアディレ」展

01.25[土]~02.23[日] / 東京都 / 生活工房ギャラリー(三軒茶屋・キャロットタワー3F) 

≪赤土の大地と褐色の肌を彩る、海のような藍。≫

2014/01/27(公開:2014/01/27)

東京・三軒茶屋の生活工房ギャラリー(三軒茶屋・キャロットタワー3F)で行われる展示イベント

世界の海の暮らしを、クラフトを通じて紹介する連続企画“7つの海と手しごと”の第4弾。

アディレとは、ヨルバ族に代々伝わる、藍染めの防染布のこと。元々、ラップドレス用の布として作られ、その伝統的な技術は母から娘へと受け継がれてきた。

最近では、自宅の庭に染色用の甕がある家は減ったものの、アディレが婚礼の持参品として欠かせないという地域も残っている。

この展覧会が行われる1月下旬は、アディレの染めに使用する、ヨルバ・インディゴが出芽する時期でもある。ヨルバ・インディゴは、藍の品種の中で唯一、出芽間もない幼葉でないと染めることが出来ない。この時期、現地の女性たちは大急ぎで葉を摘んで、製藍作業を始めているに違いない。

日本の藍染めは、米から作るデンプン糊を防染に使用するが、ヨルバ族はキャッサバ芋のデンプン糊を使い、モチーフを描いて、防染する。米、キャッサバ芋、どちらもそれぞれの地域にとって大切な主食ともなっているのが興味深い。糊防染や、ラフィアの糸で絞り染めをして描かれる図案一つ一つには意味がある。それは私たちに、海の向こう西アフリカの情景を伝えてくれる。

今回の展覧会イベントでは、株式会社東京かんかん所蔵のアディレを中心として、ヨルバ族の民芸品、藍染めの映像などもあわせて紹介する。また、関連のワークショップ、トークイベントも開催される予定。

まるで、青く波打つ海を布に写しとったかのような、アディレの魅力を感じてみては。


<関連イベント>
・上映会「ブルーアルケミィ ―藍の物語―」
・ワークショップ「ヨルバ式絞り染めで作る藍のテーブルウェア」



>さらに読む

Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:なずな
「深いけれど澄んだ、綺麗な藍色です。様々な模様が入っていて、確かに海の波のようです。キャッサバ芋のでんぷんで模様を描いたところが黒っぽく残り、他がヨルバ・インディゴで染まるんですね。見ているだけで何だか落ち着くような、素敵な布です」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー
会場 生活工房ギャラリー(三軒茶屋・キャロットタワー3F) 
開催日時 2014年01月25日~2014年02月23日 00:00~00:00
料金 無料
TEL/FAX /
MAIL
参考URL http://www.setagaya-ldc.net/program/233/
ドレスコード
アクセス 田園都市線・世田谷線「三軒茶屋駅」すぐ
駐車場
運営元

※イベント情報は諸状況で場所・日程・時間等が変更する場合がございます。事前に最新情報をご確認の上お出かけください。情報の利用に際しては、「利用規約」および「免責事項」をご確認ください。

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