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荒井美波 個展「Trace of Writing」

01.15[水]~02.02[日] / 東京都 / TRAUMARIS|SPACE(恵比寿NADiff apart 3F)

≪文豪の自筆原稿の生々しい筆致を、針金で立体的に再現。期待の新人個展≫

2014/01/22(公開:2014/01/22)

東京・恵比寿のTRAUMARIS|SPACE(恵比寿NADiff apart 3F)で行われる、荒井美波の展示イベント

トラウマリスで、編集者・写真家である都築響一ディレクションによる、荒井美波の個展「Trace of Writing」が開催されている。

この個展は、小林多喜二「蟹工船」、芥川龍之介「蜘蛛の糸」など、日本近代文学の名作をモチーフとして、原稿用紙を模した革張りのキャンバス上に、文豪たちの原稿に残された生々しい筆致を針金で"なぞる"シリーズ、「行為の軌跡 -活字の裏の世界-」である。

活字として残された文字裏に隠されている書き手の人間性、身体性を、立体によって"臨書"(手本に似せて書くこと)した作品である。筆癖、書き順、本文を書いた後に振られたルビ、編集者が書き込んだ校正の跡まで忠実に再現している。

普段我々が何気なく目にしている文字が、思考の軌跡であり、人間がペン、筆などの道具を手にすることによって生まれた「書く」という行為の産物であると、改めて認識させられる。

荒井はこの展示作品で2013年「MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARD」で佳作を受賞している。この賞の審査員を長年務めている都築響一の目に留まったため、今回の個展が開催された。

なお、荒井美波は1990年東京都生まれ、武蔵野美術大学 大学院修士課程 視覚伝達デザインコースに在籍中のアーティスト。彼女のTumblrページでは、新作やその制作過程などが公開されている。

<開催期間>
2014年1月15日(水)〜2月2日(日)
月曜休み(イベント等により変更あり)
16:00〜24:00L.O.(日曜14:00〜22:00)


(2014年1月22日時点の情報)
>さらに読む

Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:なずな
「原稿の文字を針金で再現するという面白い作品です。書き癖、校正やルビまで再現されていて、まるで原稿の上に立ってまじまじと見ているかのような印象。

技術が進歩して、手書き文字が減っている今。表面的な活字だけでなく、それを生み出す行為について考えさせられます」 

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NaDiff A/P/A/R/T 3階
会場 TRAUMARIS|SPACE(恵比寿NADiff apart 3F)
開催日時 2014年01月15日~2014年02月02日 00:00~00:00
料金 入場無料
TEL/FAX /
MAIL
参考URL http://traumaris.jp/space/2013/12/115-trace-of-writing.html
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