第9回目エキシビション Traces of Disappearance(消失の痕跡)
01.18[土]~04.13[日] / 東京都 / エスパス ルイ・ヴィトン東京
≪お菓子のグミで作られたステンドグラス、生きた白い鳩が飛び交う作品も≫
2014/01/23(公開:2014/01/21)
東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で行われる展示イベント
アンヌ&パトリック・ポワリエ(Anne and Patrick Poirier)、カスパー・コーヴィッツ(Kasper Kovits)、畠山直哉、袁廣鳴(ユェン・グァンミン)、4組によるグループ展イベント。儚さ、時の流れなどをテーマにした作品が並ぶ。アンヌ&パトリック・ポワリエ:インスタレーション「The Soul of the World(世界の魂)」
会場中央には、高さ7メートルの円錐の檻。中には平和を象徴する白い鳩が8羽が飛び交っている。円錐を囲むように、床には憎しみ、魂、香り、欲望、未来、瞑想、儚さなどの言葉が記されいる。魂・平和は儚いもの、床に書かれた言葉は鳩のように、常に頭の中を飛び交っているというイメージで制作された。
カスパー・コーヴィッツ ステンドグラス「The Sheer Size of It(その大きさたるや)」
直径およそ7メートル、巨大な作品は圧倒感がある。食べられるグミで作られていて、外光によって色とりどりの光が会場に降り注ぐ。およそ12万個、380kgものグミが、細密画のように彼が考える楽園のイメージを描き出す。時の経過と共に温度で溶けて、変形し、色が混ざり合い、天国は朽ちていく。イメージは「あの世の芸術」だという。
畠山直哉:写真作品「ヴァントゥ山」
フロアを囲むように12枚の写真シリーズが展示されている。南仏にあるヴァントゥ山を撮影。外光が差し込む中で写真作品が展示されるのは珍しい。
袁廣鳴:ビデオインスタレーション「Disappearing Landscape- Reason to be a leaf(消滅する風景-葉である理由)」
会場エントランス、1階のルイ・ヴィトンショップ内に展示。
キュレーター、ミュリエル・ラディック(Murielle Hladik)とエヴァ・クラウス(Eva Kraus)は、「時の流れ」をどうやって物質化すればよいのか?ということを考えたそう。時間と共に変化する作品により、世界は儚く、変化し、腐敗し、朽ちるということを詩的に表現している。作品、来場者と対話が生まれるだろうと語っている。
<開催期間>
2014年1月18日(土)~2014年4月13日(日)
12:00~20:00
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「グミのステンドグラス、すごいですね。こんなに色とりどりのグミがあることにも驚きですが・・・。会場内は甘い香りがしそうです。‘楽園’を作るグミ溶けて、最後はどんな作品になるかも注目。
本物の鳩が中にいるという作品も。なんと、この中で産卵したとか!物事はどんどん移り変わる、というこの展覧会らしいかも」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都渋谷区神宮前5-7-5ルイ・ヴィトン表参道ビル7階 |
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会場 | エスパス ルイ・ヴィトン東京 |
開催日時 | 2014年01月18日~2014年04月13日 00:00~00:00 |
料金 | 入場無料 |
TEL/FAX | / |
参考URL | http://espacelouisvuittontokyo.com/ja/ |
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