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千葉県の鴨川市郷土資料館で行われる、宮彫師・伊八の展覧会イベント

波の伊八・・・武志伊八郎信由。初代伊八。現在の千葉県鴨川市打墨生まれの宮彫師。10歳の時から彫刻を始めて、躍動感、立体感に溢れる波を掘った。その作風は同じ時代に活躍していた葛飾北斎に影響を与え、「富嶽三十六景」の代表作の1つ、「神奈川沖浪裏」などにもその影響があるという。その評判は全国にも広がり、「関東に行ったら波を彫るな」とまで言われた。

伊八は新たな作品の発見や、様々な情報が各地から寄せられ、今までの固定的なイメージが覆されつつある。平成22年度「伊八新発見展」、平成23年度の「伊八再発見展」に続いて、現代の我々の想像をはるかに超えて広がり続けている‘波の伊八’の実像を、最新の情報を取り入れながら紹介する。

欄間という厚さが取れない制限があるなかで、水の流れを巧みに彫った、彫物大工、伊八。「波の伊八」として水の造形を得意としたことで知られているが、波だけではなく他の分野でも才能を発揮した。今回の展示は、波だけではない、伊八の魅力をしって欲しいという狙いがある。

鴨川という、地方の“知られざる凄腕”ではなく、伊八の作品は相模灘をも渡っていたということが判明した。欄間だけでなく、立体彫刻なども展示されている。厚みを出せない欄間で技を磨いた伊八は、制約が無い立体像では、その技量をさらに発揮している。

2013年11月16日（土）～2014年2月16日（日）



(2013年12月22日時点の情報)

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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ：なずな
「‘波の伊八’知りませんでした・・・。波を彫らせたら天下一と言われていた職人だったそうです。関東に行ったら波を彫るな（伊八っていうすごい奴がいるから比べられるぞ！）とまで言われ、あの北斎にまで影響を与えたというすごい大工さんです。

とにかく水の表現がすごいんですが、それ以外の動物、鬼などを彫った作品も迫力があってすごいです。

・・・なんか、もうすごいしか言ってませんね」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所	千葉県鴨川市横渚1401-6
会場	鴨川市郷土資料館
開催日時	2013年11月16日～2014年02月16日 00:00～00:00
料金	・一般200円（140円） ・小・中・高校生150円（100円） ・小学生未満・無料　鴨川市民・無料 ※（　）内は20人以上の団体
TEL／FAX	/
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