ジャック・カロ―リアリズムと奇想の劇場
04.08[火]~06.15[日] / 東京都 / 国立西洋美術館
≪生涯に制作した作品は1400点以上!現実を見つめたカロの世界≫
2013/12/03(公開:2013/12/03)
東京の国立西洋美術館で開催される、バロック期の版画家『ジャック・カロ』の作品展示イベント
版画家「ジャック・カロ」(1592~1635)は、17世紀初頭、ロレーヌ地方に生を受けました。その抜群の技量と豊かな創造性を兼ね備えたその技量。
若き頃に滞在していたというイタリアにおいては、メディチ家の宮廷附き版画家に抜擢されています。
1621年にロレーヌに帰郷してからも、自国の宮廷貴族や聖職者達だけでなく、周辺諸国からの注文を受けて制作活動を行っていました。
ジャック・カロの人生は、わずか40数年でしたが、生涯に遺した作品は1400以上といわれています。
かつての時代の喧噪が想起されるような祝祭や市の様子。
即興喜劇(コメディア・デラルテ)の役者や道化の姿。
対抗宗教改革の潮流が反映された作品群。
社会を凄惨なものへと変貌させた戦争で取材された作品。
イタリア。
1630年頃に滞在していたパリ。
故郷ロレーヌ。
様々なテーマが扱われた作品では、リアルに向けられた鋭利な視線と、イマジネーション豊富な着想が交じり合っています。
試行錯誤を重ねて、腐食銅版画(エッチング)の技法における新境地を開拓したカロ。
明暗を鮮やかに対比させ、柔らかなる空間の広がりを詩情豊かに描き出した線の表現の美しさが、見れば見るほど深き驚きをもたらしています。
このイベントでは、国立西洋美術館コレクションに基づき、カロの初期~晩年までの作品を、年代と主題という二つの切り口より紹介していきます。
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:せり
「バロック期の版画家です。
『戦争の惨禍』といった作品でも知られていますが、個人的には奇妙なポーズを取る道化師達(?)が印象に残っています。
結構強烈ですよ」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都台東区上野公園7番7号 |
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会場 | 国立西洋美術館 |
開催日時 | 2014年04月08日~2014年06月15日 00:00~00:00 |
料金 | 当日一般・・・600円 |
TEL/FAX | 03-5777-8600 / |
参考URL | http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2013callot.html |
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