面白いイベント情報を求めてイベニア

今年の冬も、浅草橋で“見るだけでほっこり”する猫の合同写真＆物販イベント「ねこ休み展 冬 2017」が開催される。プロやアマチュアを含めた人気クリエイターによる新作を含めた作品が登場する「ねこ休み展」の「本祭」となる。

SNSなどで大人気になっている、ねこ作家さんの作品が「生」でたっぷり見られる機会。現場に直接足を運んで、その雰囲気を味わってきた。

「本祭」は浅草橋の「TODAYS GALLERY STUDIO」にて開催中。建物の遠くからでも、猫の目力はよく目立つ。吸い寄せられるようにして会場に向かう。

会場にたどり着くと、そこには猫、ネコ、ねこの写真がズラリと並ぶ。日ごろ猫の写真を眺めている人にとっても、これだけの写真を大画像でいっぺんに眺める機会はそうそう無いハズ。

しょんぼり顔の猫である“ふーちゃん”。なんともいえない味わいのある表情が魅力的。

 

JOEさんが撮影した18歳の白猫“うらちゃん”。

まんまるの足と短い足。マンチカンの“ぷーちゃん”。

SNSで人気のスター猫たちの写真を、間近で見ることがでいる。いつものスマホで見る写真とは違って見えるから不思議。  

猫写真の「かるた」を発見。初展示となるmatsumotooooooさんの「きなごむカルタ」。可愛らしい猫ちゃんの写真に1文字が書かれている。こちらが絵札というわけだ。

 

かるたなので読み札が用意されており、照らし合わせて楽しむことができる。例えば読み札「お」なら「お熱測りましょうね～」。

絵札は携帯電話にうつぶせになって、顔を伏せている猫ちゃんの写真となっている。読み札を見ただけでは予想もつかない絵札も。

 

注目のひとつが、Ryo Yamazaki(rojiman)さんによる「帽子屋NUKEGE」の『抜け毛コレクション』という企画。猫ちゃんと暮らしている人であれば、ブラッシングで大量の抜け毛が出ることだろう。この抜け毛を何かに使おうと「抜け毛貯金」を行い、溜まったところで「抜け毛帽子」を作成し、コレクションしている。

実物が展示されるのは初めてのこと。これだけの大きさの作品ができあがるまでには、かなりの時間と労力と、そして抜け毛が必要になるだろう。しかし、抜け毛コレクションをきちんとしていれば、年々パワーアップも可能になる。

どれがどの子かは会場に構図解説が掲げられているので、答え合わせをしてみると良いだろう。この絵にも、かのレオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」のよろしく、何か謎が隠されているかもしれない、とのこと。

 

あちこちに思わずクスリと笑える猫展示があるので、写真だけでなく注意深く会場を見渡してみて欲しい。

 

今回はねこ休み展の歴史上においても、最大クラスのコラボ祭が行われている。有名な猫ちゃんをテーマに、アーティストさん達がグッズを作成してくれているのだ

例えば、人気ぬいぐるみ作家である「RUBIA-ARGYI」さんによる、美人白猫“うらちゃん”とコラボレートしたハンドメイドぬいぐるみ。うらちゃんが被っているイチゴの帽子は取り外しが可能。ちょっと拝借して愛猫に被せてみるのもよいだろう。

灯さかすさんの大人気キャラクターである“ましまろう”が、“ふーちゃん”＆rojimanさんとコラボレーションしている。限定アクリルキーホルダーとして販売されているのを発見！

その他にも、ポストカードや缶バッジ、猫のアイマスクやティッシュケース、巾着バッグなど、魅力的なグッズが販売されている。スター猫ちゃん達のファンはもちろん、猫好きならたまらない品々だろう。どれも可愛らしくて、いつまでも眺めていたくなる。

オープン直後から、多くの人が会場に入ってきた。皆さん熱心に猫たちの姿を見つめている。寒い季節だからこそ、癒されたい気持ちもUPするのかもしれない。スター猫たちのファンにとっても、しっかり気配りされた展示になっている。

2月22日の「ねこの日」には特別企画も実施。先着でオリジナルグッズがプレゼントされたり、ペインティングアーティストのチョーヒカルさんが来場して猫似顔絵を描いてくれるなどのレア企画も実施（事前予約制・既に受け付けは終了）。魅力溢れる「ねこ休み展 冬 2017」に足を運んでみてはいかがだろうか？