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【前編】はじめてのたからさがし 「中央区観光商業まつり×リアル宝探し」

アイコン頭が固い初心者だけど、リアル宝探しに行ってみた

2015/12/06(公開:2013/10/12)

賞金&賞品総額500万円!!in中央区

~歌舞伎の殿堂に秘められた八つの財宝!~ 

 

 

 中央区観光商業まつり×リアル宝探し。古くからの伝統、新しい文化が入り混じる、文字通り日本の‘中央’である、東京都中央区で行われる宝探しイベント。ミッションは謎を解き、中央区に隠された、8つの宝箱を見つけ出すこと。

 

最近大人気の‘リアル宝探し’だが、中央区のイベントが他と違うのは、何と言ってもその賞金総額。謎を解き、宝を見つけた人の中から抽選で賞金&賞品総額500万円が当たるという太っ腹さ。

これは挑戦するしかない。しかし、こうした宝探しイベントをするのは初めて。結構難しいという噂も聞くが、果たして大丈夫なのだろうか・・・。

これから参加する人の為に、ネタバレなしで、初めて参加した感想をお伝えしようと思う。

 

 

①まずは、とにかく公式HPを熟読。ストーリーから、参加方法までくまなくチェック。思いがけないところに謎解きのヒントがあるかもしれない。

 

②概略が分かったら早速謎解き。指定の場所で‘宝の地図’を貰ってきても良いし、HPからも確認できる。  しかし、これがかなり難しい。小学生でも簡単に解けそうなものから、インターネットを駆使してやっと分かるものまでさまざま。

現地でいきなり謎解きして、宝箱を探すというのはかなり難しいのではないか?その場で考える楽しみもあるが、予め謎を解いておく方がスムーズだと思う(果たして、その場で謎解きをして宝箱を探す人はいるのだろうか・・・)私は2晩かけて、やっと8つの謎を解くことが出来た。 


謎壱、弐、参、四 


謎五、六、七、八


③指定の配布場所で、まずは宝の地図を貰う。中央区役所を始め、数か所で地図を配っている。宝を探してから地図を貰ってもいいが、キーワードを記入しなくてはいけないのであらかじめ貰っておいた方がいいかもしれない。

④いよいよ、「宝箱」がある場所を探しに行く。謎が解けても、宝箱がある場所が分からないと意味がない。今回が初参加の私にとって、これが一番心配だった。宝箱とは一体どんなもので、どのように置かれているのか?

宝箱があるであろう場所に到着。周りにはサラリーマンの方が何人か休憩している。パッと見、宝箱は見当たらない。どこにあるのか探したいが、このあたりで地面や植え込みを探すのはかなり怪しい人に見られそう・・・。何気ないふうを装い、あたりをキョロキョロ。この時点でかなり怪しい。怪訝そうにこちらを見ている人もいる。違うんです!宝箱を探しているだけなんです!と主張したいが、余計に怪しまれそうなので控える。

遂に発見!意外なほど小さい。

こんなに小さくて見つかるのだろうか?と思ったが、他の場所で出会った同じく宝探しをしていたハンターの方によると、まだこれでも大きい方なんだとか。以前はもっと小さくて、もっと分かりにくい場所に置かれていたこともあったそう。

⑤宝箱の中のキーワードを、宝の地図に書き込む。きちんと番号が合っているか確認すること。私はいくつかやった後に、記入場所を間違えていたことに気付いた・・・。メモも取っていたので書き直し出来たから良かったものの、学生時代、テストの解答欄が一つずれていた時の焦りを思い出した。

一口に中央区と言っても、そのエリアはかなり広い。歩いて移動できるところもあれば、乗り物を使う必要があるところも。以下のものがあると便利かもしれない。

 

<あると便利なもの>

・歩きやすい靴・・・歩数は数時間で軽く10000歩を超えた。地上だけでなく、地下鉄構内なども結構な距離を歩く。

・地下鉄一日券・・・一気にまとめて宝箱を探したい人には、乗り放題券がおススメ。東京メトロだけのものや、都営地下鉄も乗り放題になるものもある。

・筆記用具・・・キーワードを書き留めたり、謎解きのメモをしたり。

・路線図、地図・・・私は極度の方向音痴なので、これが必須。今回はタブレットを持参して地図検索しながら宝探しをした。すぐに電池が無くなるし、画面が小さいスマホより、見やすくて良かった。 


ポケットWi-fiも大活躍。タブレットを買って一番良かったと思った瞬間。 

まだ半分しか見つけていないが、頭と身体を使って、自分の力で探し出す、というのがとても新鮮で楽しかった。同じように宝探しをしている人たちとの出会いもあった。謎は解けても、実際に宝箱がどこにあるのか分からないことがあったのだが、他の人達が見つけて、そこに自分も行く、というちょっとズルいかなと思うケースも・・・。

金木犀の香りに秋を感じたり、野良猫と戯れたり、色々な感覚が活性化したような一日だった。残りの宝箱も楽しく探したいと思う。

2013.10.12 文・写真 篠崎夏美 

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