酒蔵で働くイケメン男性をゲストに招き、より多くの女性に日本酒の魅力を知ってもらうための女性限定イベント「浅草SAKE 女子会」が、日本酒専門店「KURAND SAKE MARKET(クランドサケマーケット)」で開催されました。
リカー・イノベーションが運営している日本酒のEC 事業・店舗事業「KURAND(クランド)」と、女性日本酒支援団体「SHU for Ladies(シュフォーレディース)」との共同開催です。お酒好きな女子たちが集まる秘密の花園(?)的なイベントに、レッツ・潜入ー!
◆足元はスリッパでリラックスしまくり。泥酔女子トークで盛り上がる
参加蔵元さんは主催が顔で選んだのでは? と思うほどのイケメンぞろい。イベント紹介ページでも「酒蔵で働くイケメン男性をゲストに招く」と謳っており、本人たちは結構プレッシャーを感じていたようです。いやいや、心配いりませんよ! さまざまなタイプのイケメンが取り揃えられておりお酒とともに楽しませていただきました。
菊の司酒造、近藤酒造、寒梅酒造、宝山酒造さんが参加。宝山酒造さんに曰く「普段日本酒のイベントは年配の男性ばかり。こんなに女性に囲まれることがないので緊張します! 震えます」とのこと。
お店は立ち飲みスタイルなのですが、くつろげるようにということで、無料でスリッパがもらえます。絵も描いてあってカワイイ。酔っぱらってくると、ヒールはきついんですよね。ふらつくこともあるし……。これはうれしいサービスです。
女子たちも スリッパに履き替えて「あー、いいわぁー!! 楽だわー!」とご満悦でした。既にホームパーティーのような雰囲気です。
蔵元さんたちが自信を持っておすすめする日本酒が飲み放題。さらにお酒について、直接お話を聞けるのはうれしいですよね。さらに、KURANDにおいてある100種類以上のお酒まで飲み放題!
初めて会う人たちでも、お酒をきっかけに話がはずみます。ここに来ているのは根っからの酒好き女子ばかり。乾杯すればもう友達! 一人で来ていても全然寂しくありません。
女子会で友達をつくる部活型コミュニティ「女子部JAPAN(・v・)」のコーナーでは『泥酔女子エピソード』が紹介されました。いくつかピックアップいたします。
・歩いていたら気が付かないうちに靴が脱げてはだしで歩いている女子
・海産物がウリの居酒屋から、サザエの殻をカバンに詰めて持って帰り、そのまま翌日出勤する女子
・隣にいるカップルにやたらどういう関係か聞き出そうとする女子
・酔っぱらうと電話をかけるか、出ないとメールを連発しまくる女子
・気が大きくなって世界平和とか宇宙や哲学について語りだす女子
・新宿二丁目のママの話を聞いて泣き出す女子
・トイレが尋常じゃないほど近くなる女子
・翌日青あざだらけな女子(ストッキングがビリビリなことも)
分かりすぎる……。会場からは始終「分かるー!」「あるある!」という共感の声が上がっておりました。あれ? 数々の衝撃エピソードに、蔵元さんたち若干ひいていませんか……?
さらに追い打ちをかけるように『本当にあった泥酔怖い話』コーナーも開催。参加者にお酒での失敗エピソードを聞き、特にインパクトがあるものが発表されました。
・自分の誕生日パーティーをホテルで開催。トイレの蓋と便座を割る
・クリスマスイブに男友達(情報提供者のことが好き)の胸でリバース
・朝起きたら顔が血だらけ
・渋谷から電車に乗ったのに気づいたら日光
みなさん、やらかしてますね! 酔っぱらっての失敗エピソード、誰もがひとつや二つ持っているはず。女同士なので、結構遠慮のないトークで盛り上がります。ちょっと恥ずかしいエピソードを共有することで、急速に仲良くなれます。女子会ってこういうところが楽しいですよね~。
杯が空になったら、イケメンたちにお酒を注いでもらいましょう。相手はプロ。どんなお酒が飲みたいかにも適切なアドバイスをしてくれます。幸せだー。蔵元さんたちと記念撮影する女子も多かったです。
蔵元の方々もノリよく撮影に協力してくださいました。
KURANDのラベルにある「斜め45度を向く」ご自身の写真を再現する寒梅酒造・鈴木さん。さらに隣でなぜか同じポーズをとり、遠くを眺めだす、宝山酒造・若山さん。息の合ったコンビです。
◆簡単おつまみで男性のハートをわしづかみ! イケメン蔵元に「あーん♪」
フードドリンクユニット「Uchila(ウチラ)」による、手軽に作れるおつまみコーナーもありました。気になる彼を招いて「宅飲み」! でも時間も材料もない! というピンチな状況でも、手早く簡単に作れてしまう、女子力高めなおつまみだそう。なにそれ、完璧なおつまみじゃん。
お店の一角にはパプリカ、アボカド、缶詰、サラダなど、色々な具材が用意されていました。要するにパプリカまたはアボカドの上に、どんどん具をのせていけば完成! という超絶シンプルな手順なのに、最高オシャレなルックスの「ボートおつまみ」。
チーズをぱらっとかけて、チャッカマンであぶるという小技も伝授。これ、ただ柿ピーにチーズかけてあぶるだけで、絶対ウマイですよね!(オシャレ感いずこへ……)。
出来上がったおつまみは蔵元さんに「あーん」してあげます。狙っている蔵元さんに気に入ってもらえれば、日本酒の一本もプレゼントしてもらえるかも!?
◆どんなエプロンがお好み? 蔵元たちにガチで聞いてみた
お料理といえばエプロン。でも、気になる彼がどんなエプロンが好きなのか分からない!
「セクシーなの? キュートなの? どっちが好きなの!?」とお悩みの女子たちのために、私がイケメンたちにバチッと聞いてきましたよ。落としたい蔵元さんがいる人は参考にしてくださいね。
それでは出場選手の紹介です。
<エントリーナンバー1 緑ペイズリー >
黄緑にペイズリー柄の模様。紐はエメラルドグリーン。クールな大人の女性におすすめ。エスニック料理とか作りそう。
<エントリーナンバー2 ピンクローズ >
ピンクのバラの花と、チョコレート色の葉っぱ模様。可愛らしく家庭的な女性を演出します。週末はお菓子焼いてそう。
<エントリーナンバー3 水色フリフリ>
ポケット、胸当てはハート、紐や裾もフリフリです。メイドカフェか、昔やっていたTV「愛のエプロン」とかに出てきそう。
さぁ、イケメンたちはどのエプロンを選ぶのでしょうか!? 実際に会場に3枚のエプロンを持参し、聞いてみた結果がこちらです。
菊の司酒造・平井さん(はんにゃ金田、またはサバンナ高橋似の最年少)
選んだエプロン:2 ピンクバラ
コメント「かわいらし過ぎず、シンプル過ぎず。水色フリフリはちょっと狙いすぎ……」
近藤酒造・近藤さん(この日最年長。落ち着いた雰囲気のナイスミドル。唯一の既婚者)
選んだエプロン:1 緑ペイズリー
コメント「うちの会社のテーマカラーが緑なので!」
寒梅酒造・鈴木さん(上地雄輔似)
選んだエプロン:3 水色フリフリ
コメント「レース? フリル? 何と言うか分からないけど、ひらひらでカワイイ!」
宝山酒造・若山さん(麒麟川島似)
選んだエプロン:3 水色フリフリ
コメント「青が好きなので。胸元のハートがいいですねぇ」
「これ何用ですか!? 本当に料理する用?」と言いながら、水色フリフリ即決だったお二人。ちなみに、女子たちには緑ペイズリーが人気でした。

◆恋愛事情などもぶっちゃける蔵元トークショー
ウチラの「日本酒大好きっ子ちゃん」も飛び入りし、5人の男性にYES/NOでいろいろ聞いちゃいます。
Q.バレンタインにおつまみはあり? なし?
全員:YES女の子が一生懸命作ってくれたらきゅんとする。
Q.ホワイトデーにお返しはする?
一人だけNO。本命にしか返さないそうです。漢気ー! 逆にかっこいいかも。
Q.バレンタインの思い出
・彼女からバレンタインデーとの帰り際、もう今日はもらえないかと思っていたら、目も見ずにぽいっと渡された。「頑張って選んだんだからね (照)///」と言われ、ツンデレにキュンとした。
・学校がチョコレート持ち込み禁止だった……。社会人になってもらえた時はうれしかった。
・小学校6年間ずっと毎年同じ子からもらっていた。中学生になった7年目はもらえなくてショックを受けた。 しかし、次の日「遅れてごめん」という手紙とお菓子がロッカーに入っていた。よりうれしかった。
とりあえず、皆さん口をそろえておっしゃっていたのは『ギャップ』でした。そしてもう一つのキーワードは『じらす』。例えば「もらえないかと思いきや、もらえるとすごくうれしい」ということらしいです。何度これらのワードを聞いたか……。
蔵元さんを落としたければ、ギリギリまでじらしつつ、ツンデレでギャップを演出ですね。来年は参考にしてみてください。
この後好きな女性のタイプや、好きな女性のしぐさ、理想のデートプランなどについても熱いトークが繰り広げられました。もちろん、おすすめのお酒のおつまみなど蔵元さんならではのお話もありました。
イケメンを眺めながら、美味しいお酒を飲み、女子トークに花を咲かせる。これぞ酒好き女子の夢といっても過言ではありません。色気と食い気(飲み気)を一度に満たせるイベントでした。
取材/篠崎夏美(イベニア)