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ドレスと仮面を身にまとい、メイドと執事にかしずかれ、憧れの‘お姫様’になってみた。 「白ふくろう舎のお姫様WEEK」

アイコンお姫様たちに贈る特別なWEEK

2014/07/01(公開:2014/06/27)
お姫様。女の子なら、誰もが一度は憧れる存在。

お姫様になりたい。今も昔も変わらない、女の子の夢。


可愛いドレス、綺麗な宝石、気品ある物腰・・・。リボン、フリル、アクセサリー、お菓子など、女の子が好きな‘可愛い’ものたち。

そこに品格、優しさ、優雅さ、豪華さ、憧れまでくっついた最強の存在、それが‘お姫様’。

女の子、という呼び方が厳しくなってきた私だが、今でも密かに‘お姫様願望’を持っている。 「でも、どうやったらなれるの?」と思い続けて、早数十年。そんなある日、こんなイベントを発見。


白ふくろう舎のお姫様WEEK in June 

06.24[火]~06.29[日] / 東京都 / gallery LE DECO 1



お姫様変身写真館、某劇団の男役・娘役メイクレッスン、お姫様の仮面お茶会など、様々なイベントが行われる。予約不要なプロによるプチエステ、手作りコスメ作りのワークショップ、オリジナルグッズやお菓子のショップ、特製お菓子やおつまみも味わえるカフェもあり盛りだくさん。

豪華なドレス、素敵な仮面、特別なメイクアップ、美味しいお菓子、洒落たお料理、可愛いグッズ、そしてお茶会・・・。とにかく、お姫様たちの大好きなものがいっぱい詰まったイベントらしい。

これだ・・・!これなら私もお姫様になれる!!


  
会場には約30着のドレス(‘男役’の衣装もあり) そして「ロココ風」のかつらも!この機会を逃したら一生かぶれないかもしれない。このイベントのすごいところは、ただドレスを着て撮影、というものではなく、メイク、かつら、アクセサリー、背景、そしてスタッフにいたるまで、とことん‘お姫様’にこだわっていること。



お姫様への道(お姫様変身写真館)

一体どのように‘お姫様’は作られるのか見学させていただいた。見ているだけでお姫様気分が高まってくる。

   
ドレスを選んで、メイドさんによるヘアメイク。ただ座っているだけ、これぞ‘姫’の特権ね。そしてアクセサリー選び。この選ぶという行為、とっても贅沢で楽しいひと時だと思いますわ。


   
そして、執事さんによる写真撮影。メイドさんが次から次へと小道具を持ってきてくれて、細かくポーズも指定してくださるの。撮影に慣れていらっしゃらない方も、ご安心あそばせ。



仮面と毛皮を身に付ければ、幻想的で華やかな姫の出来上がり。背景の雰囲気ともマッチして、大変美しいですわ!



白ふくろう城の人々


執事さんとメイドさん。

メイドさん:可愛いだけでなく、ブライダル・舞台などのメイク、エステ、ヘアセット、ネイル、着付けまで、様々な‘美’の技能を持っている、まさに美のスペシャリストですの。

執事さん:某劇団の‘男役’のような雰囲気。優しくて頼れる笑顔にうっとり・・・。しかもプロカメラマンにして、劇団員経験あり、そして行政書士の資格も持っているという多彩さ。

こんなすごい召使たちが、あれやこれや、貴女のお世話をしてくれますのよ。その他、日曜に開催されるお茶会にはカフェスタッフもメイド・執事として参加するそう。そして、そのお茶会にはメンバーのカフェスタッフによる特製パーティーフードも提供されるとか!一体どんな仮面お茶会になるのでしょうか?


そしてこちらが、白ふくろう城のプリンセス※ちなみに、右の素敵なプリンスは先程まで‘執事’でした) レトロなお姫様を描くイラストレーター、白ふくろう舎さん。出版、広告、パッケージなど、様々なイラストを手掛けながら、仮面作りのワークショップなどのイベントも開催されていらっしゃるの。今回のイベントも「作った仮面の活用方法」がきっかけの一つだそうよ。

お姫様を描くことが多い白ふくろう舎さん。髪型やドレスのことは勿論、実際にドレスを着た時の動きなども研究されているそう。確かに、情報や体験として知っている人が描いた方が、絵に説得力が出ますわよね。

お客様の写真撮影を見ながら、「同じドレスやかつらでも、身に付ける人によって雰囲気が変わるので色々な発見がありますね。写真撮影時のプロによるポーズ指導も、どうやったら優雅な印象になるのか、とても良い絵の参考資料になります・・・!」と目を光らせていらっしゃったわ。


仮面を付けて記念撮影。ここは一体どこなんでしょう・・・。



姫アイテムがいっぱい!

   
会場内には、ジャム(‘お城の中庭で取れた’果物を使っているとか・・・?)、お城のカフェスタッフが型まで手作りした、ティアラ形クッキー(なんと箱も手作り!) 、メモ帳など、可愛いグッズがたくさん!本当にどれもこれも可愛いので、取材ということも忘れ真剣に見入ってしまいますわー。「おひめさまふせん」とメッセージカードを購入いたしました。

そして沢山の仮面が華やかで、ちょっと怪しい雰囲気を演出していますの。中には仮面作り教室で生徒さんが作ったものも。どれもかなりクオリティが高くてよ。私もちょっと笑えないくらいのぶきっちょさんですけど、作ってみたくなりましたわ。

   
左)イラストとコラボしたオリジナルネイル(メイドさん作)。ものすごく細かい装飾!このボックスが一つの作品になっていて、ファッションアイテムであり、アート作品ですわね。




いよいよ、お姫様になってみる。

遂に長年の夢だった‘お姫様’になる瞬間がやって来ましたわ!悩みに悩んで、こんな時でないと絶対に着ないであろう‘THE・姫’なドレスを選択。フリルがふんだんにあしらわれていて、布の地模様もエレガントですのよ。

今回「変身写真」よりお手軽な「ドレス試着」を体験。 好きなドレスを一着選んで、自分のスマホで撮影するもの。ドレス試着はメイドさんがテキパキお手伝いしてくださるから、なすがまま。

実はウエストがちょーっとだけキツくて、止まるかどうかギリギリでしたの。思いっきりお腹をへこませて、息を止めて無事に着用いたしました。昔の姫君たちは、もっともっとコルセットで締め上げていたのですから、なんのこれしき。

    
特別にヘアセットまでしていただきました。パールのネックレス、イヤリング、指輪を付けて、お姫様の証、縦ロールも。


     
いかがかしら?ドレスを着るだけでも気分が盛り上がるのに、レースの手袋、羽扇子、仮面と、色々なアイテムが登場。自然と手つきまでエレガントに・・・?

最後は白ふくろう城の姫と2人で記念撮影。うーん・・・。やっぱり姿勢と言うか、佇まいと言うか、やはり即席姫とは違いますわね。ドレスを着ると、特に姿勢の悪さが目立ってしまうのね・・・。これから撮影される方にアドヴァイスをするなら「背筋を伸ばして!堂々と!優美に!たおやかに!」ということかしら。


   
左)豪華なお土産。名前入りメッセージカードまで入っていて感動。可愛いプリントクッキー、お洒落なメモ帳、城(自宅)でも美を高められるパックなど。

右)自分用のお土産。一言メモ(キャストメンバーを猫イラストで表現していて、めちゃくちゃ可愛い)と、おひめさまふせん。



おまけ・お姫様付箋の使い方

白ふくろう舎さんに教えていただいたアイディア。「姫」の発言は絶対!ちょっと言いにくいことも、この付箋でなら言えちゃうかも?


どうです?何か言われたら「もんくがあったらいつでもベルサイユへいらっしゃい!」と、ポリニャック夫人のように言い放ちましょう。


   
パソコンに貼ってみましたわ。右は「焼肉弁当、買ってきてくださる?」上司へのお願いもカドが経たない!お姫様が食べたいって言ってるんですもの。買ってきてくださるわよね?





お姫様、仮面、舞台、コスメなど、‘可愛くてキラキラしたもの’が好きな人たちが集まって出来た白ふくろう城。そこは衣装、メイク、お菓子、コスメなども含めた総合的な‘お姫空間’。身も心もお姫様になれる、とってもロマンチックな時間を過ごせます。 

「お姫様になりたい」と思えるということは、夢見る気持ちを忘れていないということ。そんな夢見る気持ちを忘れがちな現代女子たちのために、ぜひ定期的に開催していただきたいものです。次は是非仮面お茶会にも出てみたいですわ。


2014.06.27 文・写真 篠崎夏美

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