【5月10日 初日】 フエルサ ブルータ
「なんで、私がレッドカーペットに!?」 (某予備校の広告風に)
・・・それは、自分が取材をお願いしたからです。
(突然のお願いにも関わらず、快く取材を受け入れてくれた主催者の方、ありがとうございます)
そのくせ実際にステージに上り、名だたるマスコミの方々と並んで、カメラを構えてると、
「・・・ワシのようなもんが、すんません! なんかすんません!」
という思いを拭いきれない小心者です。おっけー、おっけー、落ち着け。焦らずに行こう!
今回はレッドカーペット初心者の記者が、初めてのレッドカーペット(取材)について、思った事、気付いたことなどをレポートしたいと思います。
特設ステージから見上げるTBS。お母さん、私、こんなところまで来ちゃいました・・・。
ほんとだ、赤い。Wiki先生の言うとおりだった!
それで何をするかと言うと、イベントによって内容は本当に様々らしい。
とりあえず、ドレスアップした有名人やらセレブやらがやってきて、カメラのフラッシュがピカピカ、豪華なドレスがヒラヒラ、宝石類がキラキラ・・・・というイメージ。
<服装>
毎回ワイドショーや、雑誌でも話題になるのが、招待客のファッション。ドレスやアクセサリーは注目されますよね。
・・・ん?ドレス!?そういえば、レッドカーペットって、一体何を着ていけばいいの!?噂によると、あの‘セレブ・オブ・セレブ’叶姉妹も来るらしい。これは負けられん!!
私は悩んだ。舞踏会に招待されたシンデレラのごとく悩んだ。
自分が取材する立場ということも忘れて悩んだ。
しかし、数十秒後に、「誰も取材する側なんて見ちゃいない。動きやすく、ラフ過ぎないのが一番」という非常にまっとうな答えを導きだした。そして無難にパンツスーツで参加(一応、カットソーはビジューがついたやつにしてみた)
結果、大正解。
人生でトップ3に入るのでは?と自分に拍手喝采したいくらいの英断だった。なぜかと言うと、椅子がないところで待機するから。しゃがんだり、立ったり、立膝ついたりするので、スカートなんて履いてられないのだ。
良く考えなくても当たり前のことだった。こっそり周りの女性たちを見ても、皆さんパンツルックだった。ふぅー、危なかったぜ!!
それから持ち歩き出来るサイズで、なんでも入るバックは必須。特に今回の『フエルサ ブルータ』はスタンディングで、会場内を動いて楽しめるのが特徴。私もショルダーバックを担いで動き回った。
NO OK
<場所取り>
今回のイベントのカメラ位置は「先着順」とのこと。これは・・・。私が今まで見たマスコミを題材にしたマンガとか、ドラマとかだと、カメラの場所取りは
『どけやぁー!!!その場所はウチの局じゃあぁ!!』
『なんじゃとー!!ここはオレが先に取ったんじやぁ!!』
『どこの社のモンじゃぁ、ワレェー!!!』
みたいな怒号が飛び交い、オジサンたちが血眼で場所を奪い合い、お互いの胸ぐらつかまんばかりの激闘が繰り広げられるはず・・・。
コワイ・・・。ぶるぶる。でも、良い取材のために必要とあらば、やんよ!やってやんよ!!フゴフゴと鼻息荒く現場に到着。
・・・あれ?みんなお行良く並んでる。大きなカメラを担いだ、ちょっと無愛想なおじさんもきちんと到着順に並んでいる。
いやいやきっとこの後、すごい戦いが・・・と思っていたら、受付で小さな紙を渡された。そこには、ムービー(動画)かスチール(写真)かと、到着順に番号が割り振られていた。先着順てそういう意味だったのね!素晴らしいシステムだわ。
そして、到着順にいざスタンバイ位置へ。この場所でどんな画が撮れるか決まるので、結構緊張。後ろの方だと前のカメラマンの頭が邪魔で、全然タレントさんが見えない!なんてことも・・・・。どうするのかな?と思っていると、
『すみません、僕、ここの位置で大丈夫ですか?』
『もう少しこっちに詰められますよ~』
『後ろの方、ちゃんと入りますか?』
何、この気配りの精神!想像と全然違う・・・。皆さんとても紳士でした。考えてみれば、みんな気持ちよく、良い画を撮りたいなら、これが一番ですよねー。お互い様というか。恐らく現場によってかなり雰囲気は異なると思われますが、運営側、参加者側がそれぞれ気持ちよく仕事が出来るようになっているんだなぁ、と感心。そして安心。
ここでスタッフさんが、実際にタレントさんたちが立つ場所に立ってみて、カメラチェックなどをしてました。照明も本番と同じかどうか?どういう動線なのか?など細かく確認します。
<芸能人・有名人の方々登場>
さぁ、いよいよレッドカーペットイベントの主役たちが登場です。ドキドキ。
(ちなみに、このドキドキは「テレビで見てるあの人をナマで観れる♡」とかではなく、『ちゃんと写真が撮れるだろうか・・・』というドキドキです)
(ちなみに、このドキドキは「テレビで見てるあの人をナマで観れる♡」とかではなく、『ちゃんと写真が撮れるだろうか・・・』というドキドキです)
阿部力さん
当たり前のようにカッコいい。立ち方も男らしいですねー!個人的には「花より団子」の美作さんのイメージが強いです。この日は動き回って見られるステージということで、スニーカーを履いてきたそうです。気合十分。
IVANさん
さすが元パリコレモデル!カワイイしスタイルが良い!それ以上に印象的だったのが、ポージング・表情がリズミカルに変わって、すごく写真が撮りやすかったこと。同じリズムでポーズを変えくれるので、カメラマンはそれに合わせてシャッターを切ればいいというわけ。なるほど、モデルになる時は参考にしよう(使う機会なさそうだけど)
たんぽぽ・白鳥さん
お笑い芸人なのに、この清楚さ。数分の登場でも控えめで誠実なお人柄が伝わってきます。以前ニューヨークで「フエルサブルータ」を見たそう。しかも伊集院光さんと。不思議な組み合わせです(事務所の先輩後輩のようです)
宮尾俊太郎さん
バレエダンサーだけあって、立ち姿も美しい・・・。イケメンという言葉が安っぽく感じるほど、凛とした佇まいです。
叶美香さん
オーラがすごい!!お胸もすごい!!何と表現したらよろしいのでしょうか。ソフトバレーボールと言いますか、鏡餅と言いますか・・・。眼が離せません!!この日は濡れても良いように、シースルーワンピースの下は水着!さすがは美香さんです。恐らくこの会場で一番薄着だったのでは。
ウルトラ夫妻
ウルトラの父&母まで!!M78星雲からわざわざ来てくださったのですね。この「フエルサ ブルータ」の注目度の高さがうかがえます。母のマントがずれていたらしく、父が直してあげたり、階段を降りるときにエスコートしてあげたり、報道陣の前でもラブラブでした。
TBSアナウンサーの方々 BooBooとBoonaも
オフィシャルサポーター 谷原章介さんと、森三中・黒沢かずこさん
谷原さんはとっても優しそうで、素敵な方でした。見てください、この黒沢さんを温かく見守る眼差しを・・・。 黒沢さん、元々とっても可愛い方だなぁと思っていたのですが、実物はさらに可愛い!お肌つるっつるで、目がキラキラで、表情がとっても豊かでした。
川崎麻世さん
黒スーツ&黒シャツが似合ってますね!川崎さんについては、この後の『囲み取材』でかなり盛り上がる場面(私の中で)があったので、そちらで詳しく。
デーブ・スペクターさん 京子・スペクターさん
デーブさん、ダジャレ&ジョーク連発!でも、この日はお客さんがおらず、関係者だけなので、皆さん流していました(笑)
<囲み取材>
公演後、囲み取材が行われました。(公演のレポートはこちら)囲み取材とは、その名の通り、その人の周りをぐるっと記者が取り囲んで、質問をしたりすること。テレビで良く見るやつだー!!と素人丸出しの感想。
黒沢さん、びしょ濡れです。谷原さん「僕は濡れなかったですねー。髪型に気遣ってくれたのかな?」
そして、やっぱり微笑ましい谷原さん&黒沢さんペア。黒沢さん、満面の笑み。
黒沢さんは大興奮だったようで、踊りまくっていました!そして優しく見つめる谷原さん。なんて癒される二人なんだ・・・。
国生さゆりさん
とっても可愛らしい方でした。そして足がきれいだ・・・。「あのプールで泳いでみたい!」と仰ってましたが、国生さんなら大歓迎です!!
『美』の化身という言葉がぴったりですねー。神々しさすら感じます。数メートル離れていても分かるお肌のしっとりすべすべもっちり感!美香さん「姉もあのプールはやりたがると思います」 それは・・・見たい・・・。
宮尾さん「新しい発想の連続でした。人のド肝を抜く演出の舞台、非日常で勉強になります」
IVANさん「クラブみたいで楽しい!日本にはなかなかない演出。綺麗な女性がすっごく近くにくるよ。全然キョーミないけどね!(笑)イケメンもいたよー!」
白鳥さん「板でなぐられるやつ、やられたかったんですけどねー!あれやられると、なんかいいことありそうな気がするんですよねー」
阿部さん「カップルがくっついて見てて、羨ましかったですね(笑)横だけではなくて、色々な視点で楽しめます」
そして‘渦中’の川崎麻世さん登場!数日前にとあるニュースがあったばかりなので、どんな発言があるのか注目が集まります。
運営者さんからは『公演に関係のある質問のみにしてください』と案内があったのですが、やっぱりレポーターさんも、別の件について聞かなきゃいけないですよね・・・。川崎さん、はぐらかすこともなく、一つ一つ答えていくんですが、やっぱり内容がフエルサ ブルータとは関係ない・・・。
運営者さん「すみませんが、質問は公演に関するものだけに・・・」
レポーターさん『それで、どうなんですかね?』
川崎さん「いやー、どうなんですかねぇ」
運営者さん「すみませーん!もうこのへんで・・・」
という会話がループ。これ、ワイドショーとかで良くあるやつだ!!!生で見る日がやって来るとは。変な感動がこみ上げます。レポーターさんも、運営者さんも、それぞれお仕事でやってるわけで、大変よねぇ・・・って、すっかり視聴者目線で見ていました。イカン。
ウルトラの父母にも囲み取材。レポーターさんが一瞬「え、どうやって質問・・・?」みたいになってたのが面白かったです。でも、そこはさすがウルトラ夫妻、身振りでしっかり感動を伝えていました。
こんな感じで大興奮のレッドカーペットイベント&囲み取材は、あっという間に終了。かなり緊張していたのですが、色んな体験や発見があって、とてもためになりました。これで、いつレッドカーペットイベントの取材が来ても大丈夫!・・・かな?
<まとめ>
・取材するなら、‘きちんとした服’&‘動きやすい服’→パンツスーツ最強
・バックは肩掛け出来るもの
・マスコミの人は意外と怖くない
・場所取りはお互いに配慮して、お互い良い取材を
そしてもちろん「フエルサ ブルータ」も素晴らしかったですよ!まだ見ていない方は必見です。http://evenear.com/article/detail/155/
2014.05.10 文・写真 篠崎夏美