東京・原宿 / ラップネットシップ
カメラマン、ヘアメイク、刺繍作家、イラストレーターが集まって、「不思議の国のアリス」をモチーフに作品を作り、その展示会が行われています。
今回展示される作品は、ブローチ、ヘッドドレスなどの刺繍アクセサリーを身につけたモデルに、ヘアメイクを行い撮影をし、出来上がった写真にもイラストをコラージュするという手法で制作されています。
つまり・・・・
可愛いモデルさんに、
可愛いヘアメイクを施し、
可愛いアクセサリーを身に着け、
可愛い写真を撮り、
可愛いイラストを重ね、
可愛くコラージュする、
という、もう可愛くしかなりようがない方法で作られた作品な訳です。
外から見ただけでも可愛い
もちろんポスターも可愛い
こちらが作品。スタッフの方に確認したところ、写真撮影可とのこと。嬉しい!
ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」をもとにした、オリジナルのストーリーです。
こうした飾り付けも可愛い
会場全体が大きな絵本のようです
オシャレで可愛い作品たち
オリジナルストーリーの中のアリスは、結構ワガママで、お転婆で、食いしん坊・・・。そんなアリスが物語の最後にどうなってしまうのか、注目です。
かぎ針編みメインのアクセサリーブランド、Hallelujah(ハレルヤ)の商品たち。これからの季節にぴったりな、繊細だけど、温かみのあるアクセサリーがいっぱい!ピアスや、ヘアアクセなどは普段カジュアルな服装の人にも使いやすいと思います。
作品で使われた小物も展示されています
あっ、白うさぎ!このちょっと意地悪そうな目がまた可愛い
クリケットに使われたフラミンゴも。インテリアにも良さそうですね
作品が入っている額縁も可愛いのです
アクセサリー類がここにも。大体の小物は購入できるそうです。
このコーナー、個人的にすごくお気に入り!
一つ一つがすごく丁寧に作られているのが分かります
お茶会のセット。もう、可愛すぎる!
スタッフの方に「アリスお好きですか?」と声をかけていただきました。もちろん、大好きです。私以外にも不思議の国のアリスが好きな人、たくさんいると思います。そして、今回の展覧会を行った、4人の女性たちもアリスが大好きなんでしょうね。
なぜ、私たちはこんなにも「不思議の国のアリス」に惹かれるのでしょうか。
それは、シンデレラ、白雪姫などと違い、アリスが自ら前に進もうとする女の子だからだと思います。置かれた境遇に嘆くだけではなく、歩き、行動するヒロインに共感する人が多いのではないでしょうか。また、アリス意外の登場キャラクターもとっても魅力的なこと、不思議で魅力的な世界も人気の理由でしょう。
ちょっと怪しいけれど、ワクワク、ドキドキする不思議の国は、アート、ファッションとの相性もぴったりだと思います。
それぞれ異なるジャンルで活躍する女性アーティスト4名が作り上げた、新しい、さらに魅力的な「不思議の国」にあなたも迷い込んでみませんか?
会場でいただいたポスター。言う言葉はこれしかありません。「可愛い!」
2013.09.18 文・写真 篠崎夏美