株式会社ヤッホーブルーイングのファンイベント「よなよなエールの超宴(ちょううたげ)2018 ~ビールとオトナの文化祭~」がお台場で開催された。
今回のテーマは「ビールとオトナの文化祭」。文化祭のようにみんなで盛り上がるオリジナルコンテンツが多数登場した。東京での開催は昨年の神宮外苑軟式球場に続き2回目。そして、今年はなんと約5000人が参加予定だという。
◇5000人でいっせいに乾杯!
会場にはよなよなエールの大きなやぐらが設営され、お神輿もやってきた。(このお神輿は会場に置かれ、よなよなエールの缶がデコレートされていた)
今か今かとビールを待ちわびていた参加者によなよなエールが配られ、全員で乾杯! ビールを注ぐのは「超宴グラス」。シュピゲラウ社による特製グラスで、さらに両手が使えて便利なグラスホルダーももらえる。
開会式の興奮そのままに、miya takehiroさんによるステージライブが始まった。ビールが好きすぎて「ヤッホー!ビール」という曲まで作ってしまったそう。初めて聞いた人でもすぐ覚えられるキャッチーかつハッピーなメロディで、大人から子供まで盛り上がる。
クラフトビールに合うフードも見逃せない。取材スタッフはSun2Dinerのアボカドチーズバーガー(1400円)をオーダー。しかし、一番人気は何と言ってもヤッホーブルーイング公式レストランのスペシャルプレート!
ステージエリアの外にも複数のキッチンカーが出店しており、エスニックや缶つま、ナッツなどビールに合うフードを提供していた。
ビールは限定も含め16種を提供。「よなよなエール」などの定番ビールはもちろん、期間限定ビールや軽井沢エリア限定ビール、一部の店舗でしか提供していないリアルエールや長期熟成ビールを飲むことができる。
ノーマルチケットには4枚のビールチケットがついている。まずは限定「軽井沢高原ビール 秋限定(ブラウンエール)」、続いて「よなよなリアルエール」、限定「軽井沢ビールクラフトザウルスペールエール(アメリカンペールエール)」、「バレルフカミダス(バレルエイジドバーレイワイン)。さまざまな味わいのクラフトビールを堪能した。
秋晴れの空と美しい琥珀色のビールは、最高に絵になる。そして、最高においしい。
◇とにかくビールが好きな人たちばかり
「超宴」はさまざまなところにフォトスポットが用意されており、楽しい写真が撮れるのも嬉しい。定番のよなよなエール、インドの青鬼、水曜日のネコなどの“推しビール”になりきれる缶スーツも人気だ。
ビールづくりの奥深さを知ることができる講座、よなよなエール大学/大学院は事前申し込みに加えて、当日の申し込み枠も設定されていた。
パンフレットのQRコードから申し込みができる便利なシステム。しかし、申し込みの14:00にチャレンジするも即売り切れに……。やはり人気のコンテンツは事前申し込みをしたほうがよさそうだ。
そのほかにも会場にはさまざまな体験コーナーがある。ビール缶と身の回りのもので作るアルコールランプ「サンポストーブ」。「水曜日のネコ」の缶で作ると、ちょうど顔の部分が見えるのでおすすめとのこと。
よなよなエールのグッズデザインなどを行うスタジオ・ワットによる、超宴オリジナル手ぬぐいは自分の好きなモチーフをタイダイ染めの手ぬぐいに付けることができる。
東急ハンズとコラボしたかわいいミニチュアビールチャームづくりも。こちらも満員御礼となっていた。女性が多いのかと思いきや、ビール好きの男性の姿も目立ったという。
ヤッホー史上最大規模の5000人が集うファンイベントは、スタッフはもちろん、多くのボランティアによって支えられている。みんながこのイベントのために集まり、盛り上げようとしていることが強く伝わってきた。もちろんお客さんもヤッホーのビールを愛する人ばかりだ。すれ違う人たちは皆ビアグラス片手に笑顔いっぱい。
ヤッホーブルーイングやクラフトビールについて詳しく知らなくても、この雰囲気の中で数多くの参加者と一緒に美味しいビール味わえば、その魅力がはっきりわかるはず。クラフトビールのおいしさや楽しさを体感でき、秋空の下でビールを飲んで最高の開放感が味わえた。
取材/篠崎夏美(イベニア)