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オフィスの中心でやきいもを食べる。「品川やきいもテラス」でぽっかぽかになろう

アイコン「進化するやきいも」を味わってきた

2018/01/31(公開:2018/01/30)

冬といえば、やきいも。せっかくなら、いろんなやきいもを食べてみたい!

そんなニーズに応えるべく、全国の美味しいやきいものお店が集まるイベント「品川やきいもテラス」が2月5日(月)まで開催中です(入場無料)。



訪れたのはプレオープン日。品川駅から徒歩6分にある品川シーズンテラスが会場です。オフィスビルを通り進んでいくと、そこにはやきいもの楽園がありました。




どっちのやきいもショー。しっとり系? ほくほく系?

集まったお店の数は、昨年の9店舗から大幅に増加し15店店舗! どのお店に行こうか迷ってしまいます。公式サイト(https://sonotega.com/yakiimo/)には、お店の紹介や、「しっとり系」「ほくほく系」といった商品の特徴が並んでいるので、事前にチェックもできます。

まずはしっとり系をいただこうと、ノリのいい呼び声と笑顔にひかれたお店は「SEAED」(神奈川県藤沢市)。なんと溶岩でじっくりと焼きあげます。





日替わりのやきいもから、鹿児島県産の「キャロット」(500円)を食べてみます。オレンジ色のおいもに驚き。そして柔らかい食感と、とろけるあま~い味わいに舌鼓。





続いてほくほく系も味わおうと向かったのは、ユニークな名前も気になった「ヒゲ商店」(福井県福井市)。スキー場などへも出張販売しているそうです。こちらは量り売り。400円分の「とみつ金時」を、すてきなヒゲの店員さんから購入しました。







「とみつ金時」のやきいもはアルミ箔をはがして割ると、黄金色の断面。甘くてあったかいのはもちろんですが、サクッとした適度な歯ごたえもあります。なるほど、昔ながらのやきいもの理想形のような味です。




やきいもテラス」のみどころ。足湯・手湯やコタツまで

同イベントのディレクターの西林さんにお話を聞きました。西林さん曰く、オフィスに囲まれた立地にも関わらず、緑が豊かだという会場エリアの魅力と、「やきいも」は新しく進化していることを多くの人に伝えたいとのこと。いろいろやきいもを食べ比べて、冬場ならではの味を堪能して欲しいそうです。



イベントを楽しむコツも聞いてきましたよ!

西林さん
「今回は昨年よりも多くのお店があります。全部はさすがに限界があるので、お友達と一緒に来ていただき、シェアをするのをおすすめします。

また、昨年は2時間待ちという行列もありましたので、焼き時間や残り本数などの情報発信もしようとしています。さらに、やきいも以外のコンテンツも増やしましたので、ぜひ身体を暖めてください」

会場には、佐賀県の嬉野温泉と、愛媛県の道後温泉の源泉を使った手湯・足湯が用意されています。こちらも無料です!





ちなみに嬉野温泉は、日本三大美肌の湯の一つと数えられています。昨年のイベントで女性のお客さんが多かったこともあり、嬉野温泉に白羽の矢が立ったそうです。





足湯は素足で直接入ることもできますし、用意されたビニール袋をかぶせて靴下履きのまま入ることもできます。残雪もあり気温が10度を切ったこの日、42度の湯加減は絶妙。ポリタンクに源泉を入れ、保健所の許可も取り3トン分用意したとのこと。

また、温泉エリアの横では、さまざまなおみやげグッズと一緒に、入浴剤(600円)も売られています。



そして、昨年も好評だった「野外コタツエリア」は今年も健在。一休みして、ゆっくりとやきいもを味わいたい際には、とても便利です。






進化するやきいもを味わう

暖まったところで、再びやきいも屋さんを巡りましょう!

先程の西林さんのお話にもあった、「やきいもは新しく進化している」を象徴するような「HAPPY GATE」(山形県鶴岡市)へ。



いわゆるオーソドックスな「やきいも」だけでなく、甘酒などやきいもをアレンジしたメニューも並びます。



その中から、やきいもブリュレ(500円)をチョイス。蜜をかけクレームブリュレのように表面を焦がしたことで、香ばしさとカリカリ感を楽しめます。それでいて、しっかりとしたやきいもの旨みがあり、なるほどこれは新しいやきいもですね!



最後に立ち寄ったのは「覗いて、匂うのはタダだよ!」とユーモアたっぷりにおじさんがPRする「焼き芋 のぐち」(栃木県宇都宮市)。お店の横には『のぞき におい 0円』というユニークな看板も。お言葉に甘えて壺の中を覗かせてもらうと、やきいもがびっしり。わお。





おじさんはこの芋を作った農家さんとのこと。これは美味しいに違いない、とおみやげ用に「干いも」(500円)を購入。

実際にやきいもを買って持ち帰っている人も多いようです。特に近隣のオフィスビルで働いている方が、昼休みやおやつに買って帰る姿をよく目にしました。

 

以上、とても1日では食べ尽せない「品川やきいもテラス」でした。

今回紹介したのお店のほかにも、袋から染みだすくらい甘い蜜でしっとりしたやきいもや、会場中に匂いを漂わせるほくほくしたやきいもなど、どれも美味しそうで目移りしっぱなしでした。ぜひ、みなさんもお気に入りのやきいもを見つけてください!

取材/高柳優(イベニア)

【品川やきいもテラス2018】

◆日時
2018年1月30日(火)~2月5日(月) 
11:00~18:00(売り切れ次第終了)
※少雨決行、荒天中止

◆場所
品川シーズンテラス イベント広場
(東京都港区港南1丁目2番70)

◆料金
入場無料


◆主催
品川シーズンテラス

◆URL

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