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世界一有名なダンボール

アイコンサーセン、主人公より有名になっちゃって

2014/04/16(公開:2013/08/31)

よつばとダンボー展

渋谷のPARCO1、3階の「パルコミュージアム」で行われている人気漫画「よつばと!」の10周年記念イベントレポートです。

 

今回は「よつばとダンボ―展」。ダンボーとは右のロボット的なやつのことです。元々、主人公のよつばちゃん(左)の友達が自由研究で作ったもの。お金を入れると動きます。最近はAmazonのキャラになったり、大人気です。

イベントは初日ということもあり大盛況。3階の会場から、なんと地下一階まで行列が。1時間くらい並びました。まだ室内で良かったです、本当に。

 


コマ撮りアニメも上映してます。見たいなぁ。

 


会場入口前で、お花に囲まれたダンボー発見。

 


よつばちゃんとダンボーがお出迎え。ちなみに「おまかいですが!」というのは多分、「何のお構いも出来ませんが」的な事だと思います。Welcome、ってことです。

 


チケットカウンターにもダンボーが。この逆三角の物言いたげな口がたまらないですね。

 

会場は写真撮影禁止ですが、広告(本屋のポップ、しおり、新聞など)、ノベルティ、カレンダーなどさまざまなグッズがありました。海外の単行本コーナーもあり、表紙だけでなく各国の言葉に訳されたページもずらりと並べられていて、14カ国分の比較も出来ます。実は、最近英語の勉強のために英語版のよつばと!を買いました。日常会話が多いので勉強になりますよ。

 

あずま先生は、作画のために実際にその物を買って資料にするそうです。一輪車、シャボン玉、キッチン用品、双眼鏡、ランタン、クレヨン、積木など。「あっ、あのシーンに出てきた」と思いだしながら見るのが楽しかったです。積木とか、キッチングッズは良い物使っている感じでした。よつばちゃんの靴もあったのですが、すごく小さい!そして結構使い込まれている感じがして、リアルでした。

 

‘ほんもののジュラルミン’もいました!これは感動しました。よつばといつも行動をしているテディベア(よつば風に言うとゲリーベラ)です。原作ではめぇーと鳴く(お腹にグロウラーという装置が入っているらしい)んですが、本当はジュラルミンには【中の人】がいるんです。それは、ドイツの超有名テディベアブランド、シュタイフの人形。会場にはジュラルミンのキャラクターボイスを担当した(?)シュタイフの人形も。実際に傾けるとかすかに「めぇー」と鳴いていました。

 

スケッチ、ネーム、原画が展示されているコーナーは必見。ほぼスクリーントーンを使わずに書き込まれた線。すごくリアルです。これ1枚が芸術作品みたいです。改めて、絵うまっ!!!!掲載時と単行本とでコマが書き直されているところや、デジタル入稿になり人物と背景を分けて描いている原稿、敢えて裏側に人物が描かれている原稿など、様々な試みがされていたことが分かります。

 

そして、ここでまた行列が。ダンボーコーナーと物販の行列でした。会場の一番奥には、クリエイターたちによってカスタムされたダンボーフィギュアが大集合。色んなダンボールとコラボしたダンボー、可愛いだけじゃないハードボイルドダンボー、ロボット兵器ダンボー、アニメがプリントされた‘痛ダンボー’まで。ダンボー好きにはたまらないですね。

 

最後には写真撮影コーナーが


実物大でしょうか。よつばちゃん、バックずり落ちそうですよ。

 


出口には直筆のイラストが。

 


出口。可愛かったー。500円で入れるし、またゆっくり見に来たいです。

 

 

渋谷パルコPart1の7階では、物販とコラボカフェもあります。


グッズだけ購入するなら7階にどうぞ。色んなグッズがありました。

 


レストランマップにもしっかりダンボーとよつばが。

 

コラボカフェ「YOTUBA&CAFE」も大混雑で、整理券がないと入れませんでした。

 


マンガに出てきたソーセージ丼、ホットケーキ、学園祭のケーキ、ナポリタンなどがあるようです。ダンボーフレンチトースト、ダンボークッキー可愛い!!

 


 シェフダンボーがお出迎え。

 


看板もカワイイですね。

 

 
カフェにあるダンボーの園(?)癒されます。

 

 

よつばと!のテーマは『いつでも今日が、いちばん楽しい日』。何気ない日常の中にある、笑いや喜びが描かれていて、すごく癒されるマンガです。小さな女の子を通じて、忘れていた何かを思い出したり、改めて‘ふつう’であることの大切さに気付いたり。そんなよつばと!の世界観が堪能できる展示でした。

 

 

2013.08.31 文・写真 篠崎夏美 

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