もはやすっかり市民権を得た「コスプレ」。
二次元の世界を三次元で表現できること、自分がキャラクターになりきれることなどが魅力のようです。「コスプレ」とは「コスチュームプレイ」の略ですが、実はこの2つは似て非なるもの。
この度、『元祖コスチュームプレイコン』なるイベントが、1月29日(日)に新宿・ロフトプラスワンで開催されるという噂を聞きつけました。
“元祖”とわざわざつけるあたり、並々ならぬこだわりがありそうです。どんなイベントなのか、おもしろ合コンマッチングサービス「おもコン」主催者・山田さんに直撃インタビューをしてみました。
◆「コスチュームプレイ」への熱い想い
―― そもそも『元祖コスチュームプレイコン』って何ですか?
山田:制服好き限定の合コンですね。最近、「コスプレ=アニメや漫画のキャラクターの格好をすること」みたいなイメージですけど、もっと純粋に『制服』を着て楽しもうよ! という企画です。
―― 「コスチュームプレイ」とは、あくまで「コスチュームで遊ぶ(プレイ)する」ことで、純粋にコスチューム(衣装)を着て楽しむものだ!と。
今回はそのコスチュームというのが『制服』になるわけですね。
山田:そうです。なので、いくら制服でも、アニメや漫画のキャラクターのものはNGとさせてもらいます! 制服好きが参加条件なので、当日受付では制服を持参しているかのチェックもします。
―― そもそも、なぜ「コスチュームプレイ」に注目したのでしょうか?
山田: もともと「アニメコスプレ」が企画のテーマのひとつとしてあったんです。そこで、どんな人が来るか考えていた時に、メイド、ナース、学生服など、アニメとは違う『制服』が好きな人、コスチュームプレイが好きな人が一定数いるんじゃないか? と思いました。
◆出会いの先に「コスプレ」がある?
―― コスチュームプレイや制服に、どういったイメージをお持ちですか?
山田: イベント企画前は、出会いのその先にある「オプション」という、少しエロい感じイメージでした(笑)
企画を詰めていくうちに、「制服」と「コスチュームプレイ」とは対極にある物であり、魅力も着る側・見る側それぞれ異なった楽しみがあるんだなー、と言う事に気づきます。
―― どんなところが魅力だとお考えですか?
山田: 「制服とは?」「コスチュームプレイとは?」「着る魅力」「見る魅力」「見せる魅力」「見られる魅力」について話すとそれぞれ、10時間くらい必要なので、1つだけ。
「スーツ2割増し」という言葉があるように、制服は着るだけで個人の魅力を120%引き上げます。そこに、「想い」が掛け算されるのが制服コスチュームプレイの魅力です。
みなさん人生で1度は、学生服やナース服などを、恋愛・性的な目で見る事があると思うんですよね。あのイケメン医師と、きれいなCAさんと……。
時を経て、その増長したり、鬱屈したりした「想い」が、個人の魅力に掛け合わされる、そんな所がコスチュームプレイの魅力だと思っています。公式「(個人+ 制服)×あの頃の想い」ですね。
◆着て、見て、出会って。制服好きには一石三鳥のイベント!?
―― アニメやマンガにでてくるものではない、一般的な「制服」を着る特有の楽しみや魅力はどんなところだと思いますか?
山田: アニコスと決定的に違うのは、「生々しさ」だと思います。制服って本物が3次元にあり、同じ職場や接点がある人は触れている人がいます。でも、自分は触れない。
可能であるという生々しさと、出来ない現実の葛藤を疑似的に叶える魔法のアイテムが、制服コスチュームプレイだけの魅力ではないでしょうか?
―― アニメやマンガのコスプレでなくても、制服を着ることで“いつもと違う自分”になれますもんね。
山田:そもそもコスチュームプレイが好きな人は、何をしたら楽しいのか? というのも、企画のアイディアになっています。
カップルでコスプレして遊びたいけど、制服を見せたら恋人にドンびきされるのでは?と心配している人もいるはず。でも、このイベントはコスプレが好きな人たちが集まるので、そんな不安を解消してくれます。
―― どんな人に参加してほしいですか?
山田: 参加者の熱量は、盛り上がりに比例しますので、方向性はさておき、制服への愛を語れる人が集まってもらえればいいなと思っています。僕らが出来る事は、会場の準備や企画まで。本当に盛り上がる要素は「参加者同士の相性」が大切なので(笑)
―― 山田さんが当日着る制服は決まりましたか?
山田: そうなんですよねー。僕も制服着るんですよね、やっぱり(笑) 全然その発想がなくて、ロフトプラスワンの方にも「で、山田さんは何の制服を着るんですか? って聞かれてまして……。あっ、これは僕も着るパターンなのか、と気づきました。
当日はあの頃目指した、パイロットの制服を着たいと思っています。(モテるために)どうしてもなりたかった職業になれるのも、コスチュームプレイの魅力ですから。
―― ちなみに女子に着て欲しい制服はありますか?
山田: 僕は不遇な中高生活を送ったので、セーラー・ ブレザーには特別な思い入れがありますね。制服そのものの魅力も十分ながら、あの頃の思い出(学生時代にできなかった恋愛への鬱屈した思いが) が僕を駆り立てるものがあります。
―― (なんか掘り起こしてはいけないものに触れてしまった…)
ちなみに、制服を着用して言ってほしいセリフなどもあればぜひ!
山田: 特に上級生との関わりが薄かったので「山田君、 今度わたしとデートしよっか?」はたまりませんね。
―― セーラー服やブレザーでの参加を考えている女性は、山田さんにぜひ上記のセリフを言ってあげてください。
最後に、参加を考えている方へのメッセージをお願いいたします。
山田: 「コスプレ=アニメ」という方式が成り立った現代日本において、「制服コスプレ」 好きの異性に会える機会なんて滅多にありません。
老若男女問わず輪を広げつつ、お酒も飲めて、恋人も出来ちゃう。一石三鳥ともいえる素敵なイベントになるハズです!クローゼットに眠らせてるアイツと一緒に、熱い制服魂に火をつけてぜひ参加してください。
◆当日は制服ファッションショーも
当日はご自慢の制服を着てランウェイを歩けるファッションショー「おもコレ2016AW」も開催されるそう。(希望性。参加するとワンドリンクプレゼント!)思い出が詰まった当時の学生服、ハロウィンで用意したけど着る機会がない! というコスチューム、ここで披露してみては?
また、当日は男女入れ替えで着替えタイムも設けられるので、ご安心を! 会場で大変身しちゃいましょう。
参加者は全員「制服」や「コスチュームプレイ」が好きな人たち。いつもと違う自分になったり、他の人のカッコイイまたはカワイイコスチュームを堪能したり。着てよし、着せてよし。見てもよし、見られてもよし。コスチュームプレイの魅力をとことん語り合い、制服を堪能できるイベントです。
◆イベント概要
<開催日時>
2017年1月29日(日)
<スケジュール>
18:00 女性入場開始・着替え(更衣室あり)
18:45 男性入場開始・着替え(更衣室あり)
19:20 イベントスタート(席替え等の交流タイムあり)
20:30 2016おもコレ~メンズ・レディースAW~
22:30 イベント終了
<料金>
男性:3000円、女性:1000円 (1ドリンク付き) ※当日券は+500円
20歳未満の方は入場不可
チケット販売はHP(https://omocom.jp/event/detail/133)
「いってみる」ボタンから参加申請。
<場所>
新宿ロフトプラスワン(東京都新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2)
<その他>
お酒の出るイベントです。20歳未満の方は入場不可。当日は年齢が分かるものをお持ちの上、ご来場下さい。
店内はエリア毎に分かれており(エリア分けは先着順となります)、基本オールスタンディングで自由ですが、人数調整のためエリアを移動して頂く場合もございます。予めご了承ください。
※クロークをご利用の場合は別途300円いただいております。
当日イベント中に取材が行われる可能性が御座います。プライバシーには十分配慮致しますのでご安心ください。