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【詳細レポート更新】無料でジェラートが食べ放題! 入場制限も出たほどの大人気「ジェラート博」 レポート。定番から変わり種まで食べつくし!

アイコン表参道ヒルズで夢のような“ジェラ放題”してきました。

2016/02/09(公開:2015/05/30)
ジェラート博
05.28[木] / 東京都 / 表参道ヒルズ スペースオー



好きなジェラートを、好きなだけ試食!

「アイスを山ほど食べたい!! 」

 アイス大好き筆者の長年の夢でした。そこに入って来た『ジェラート博』の情報。なんと、ジェラート無料で食べ放題! つまり、ジェラ放題! これは行くしかないでしょう!ということで、早速『ジェラート博』に参加してきました。


  会場である表参道ヒルズ本館 スペース・オーに向かってみると、すでに長蛇の列が。


表参道ヒルズ内をめぐる長い列が! 外にも列が続きます。

 イベント開始前の13時には既に受付終了となるくらい、予想以上の人が集まっていました。先頭に並んでいた方に話を聞くと、8時から並んでいたそう。大盛況のため、30分入れ替えの入場制限が行われていました。


会場内でも更なる行列が! 一番人気はどのジェラート?

 日本全国はもちろん、イタリアからも、ジェラートのお店が集まっています。

 
全28ブースでジェラート食べ放題!!

 中でも多くの人が並んでいたのは、イタリアから参加の「GELATERIA COLALUCCI DAL 1974」のセルジョ・コラルッチさん、そして「GELATERIE BRUNO IL MONDO DI LEO」のマリオ・セラーニさんのジェラートブース。

 セルジョさんの作る『Dono del Bosco:森の贈り物』と、『Sapori d’autunno:秋の香り』を、早速試食してみます。


『森の贈り物』はブルーベリーの味がクリーミーに、『秋の香り』はアーモンドやヘーゼルナッツの木の実の香りが甘くほのかに漂いました。名前にぴったりなジェラートです。

 続いてマリオさんの作る『Riso al Mirtillo con profumo di lavanda(お米&ブルーベリーのジェラート、ラベンダー風味 )』、『Torta di Mele(りんごのタルト)』も試食します。

 前者はお米の入ったジェラート。お米のつぶつぶ感がジェラートでは珍しいですね。後者はりんごの香りが甘く濃く、何度でも食べたくなってしまいました。

 


セルジョさんも、マリオさんも大人気!! 気さくに記念撮影に応じてくれました。 

 正統派ジェラートの他にも、神楽坂のZioさんが提供する『トマト』や『ゴールドキウイ』のジェラート。千葉県柏市fa・a~iさんの提供する『きゅうり』や『韃靼そば』などの変わり種ジェラートもありました


パレットにのせて試食を堪能

 特に衝撃的だったのは『きゅうり』のジェラート。食べた瞬間は本物のきゅうりを丸かじりしているほどの“きゅうり感”なのですが、その後、ほのかに甘い味が広がります。これまで味わったことない感覚です。


きゅうりのジェラート。きゅうりをすりおろしたかのよう。

 この他にもどんどんジェラートを食べ続けます。「お腹が冷えるんじゃないの?」などと余計な心配をしておりましたが、問題は無さそうです。少しずつ味わっていたというのもありますが、お腹を冷やす間もなくすうっと口の中で溶けてしまうような感じでした。


まるでアート! 『ジェラートマエストロコンテスト』
 
 ジェラート食べ放題の『ジェラート博』と同時開催されたのが、『第2回 ジェラートマエストロコンテスト』。 

 ジェラートマエストロとは、正しい知識を持って、安全で安心な、美味しいジェラートを提供することを目的に作られたジェラート協会認定の制度です。講習やテストなどをクリアした方のみが認定されます。

 ジェラートマエストロコンテストでは、全国から選ばれた12名の優秀なマエストロのみなさんが、動画、プレゼン、試食を通し、技術、知識、こだわりなどを競い合います。審査項目はプレゼン内容、ビジュアル、感性やオリジナル内容などのテーマ性のほかに、幸福感や、楽しさ、未来への可能性といった夢を描けるかどうかにも点数がつけられました。


画面に映し出されるジェラートも、どれもこだわりがあって素敵

 エントリーしたジェラートはどれもこれもアート作品のよう。部屋に飾っておいても違和感がないくらい、手が込んでいます。



バラの花びらやパールなど、ジェラートとは思えない芸術作品

 今回競い合うジェラート作品はどれも会場内で試食することが出来ました。美味しそうな動画とプレゼンが紹介されるたびに、ついつい試食にも手が伸びてしまいます。

イケメン“ジェラテリエ(ジェラート職人) ”による、ジェラートイリュージョン!
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 ジェラートマエストロコンテストの審査結果待ちの間にはジェラートイリュージョンも行われました。「マルガージェラート」柴野大造さんが、ポップな音楽に合わせパフォーマンスを行います。 

 マイナス70℃のドライホーンを使い空から雪のようにドライアイスを降らせたり、液体窒素でバラの花を凍らせたり、幻想的な演出を行いながらジェラートを作っていきます。


会場内は幻想的な雰囲気に


真剣な表情でパフォーマンスを行う柴野さん

  このパフォーマンスは本場イタリアでも行われているそう。食べるだけではない、見て楽しむジェラートに触れることが出来ました。

 
出来上がったジェラートはオシャレなカクテルのよう

 そしてもちろん、イリュージョンを堪能している間にもジェラートを試食、試食……。まだまだジェラートを味わいます!

 

No.1ジェラート職人は誰だ!  マエストロコンテスト審査結果発表

 ジェラートを堪能しつつ、ジェラートイリュージョンに感激している間に、マエストロコンテストもの審査も終わり、結果の発表です。優勝、準優勝、3位の他、審査員特別賞が発表されます。マエストロのみなさんも緊張の表情を浮かべています。


このトロフィーは手にするのは誰でしょうか


喜びの笑顔も、感動の涙もあるジェラートマエストロコンテスト 。

  厳正なる審査の結果、審査員特別賞は「ドナテロウズ」高嵜友希さん、「ジェラートサンタ」幾田知輿さん、3位は「ジェラート マスモ」布瀬智子さん、準優勝は「ジェラテリア チルコロード」茂木美佐さんが選ばれました。

  そして、優勝は……。

 ジェラートイリュージョンで素晴らしいパフォーマンスを披露して下さった「マルガージェラート」柴野大造さんでした。


優勝の柴野さん。世界大会に挑戦です!!

 柴野さんは今の心境を聞かれると「胸がいっぱいです。ジェラート職人にこれだけスポットがあたることは、僕のジェラート人生の中で未だかつてなかったです。それがとても嬉しいし、このイベントに携わってくれた方、応援して頂いた皆さん、全ての方とこの喜びを共有したいと思います」と語りました。 

 また、優勝者の柴野さんには副賞として今年の9月に駒沢オリンピック公園で開催されるジェラートワールドツアーの東京予選会の優先出場権が与えられます。 

 ワールドツアーの意気込みを聞かれた柴野さんは「宣言します。ジェラート世界チャンピオン目指して頑張りますので、どうぞ応援よろしくお願いします」と力強く答えていました。

 

この盛況ぶりをどう思う? 主催者に話を聞いてみた!!

 ジェラートを見て食べて楽しんで、全身でジェラートを堪能するまさに“ジェラ放題”のジェラート博。主催者の日本ジェラート協会事務局・二村英彰さんにお話を伺いました。

◇ジェラート博の魅力はどういうところでしょうか?

二村さん「同じ素材のものを食べても、作る人によって違うというのもあります。例えば、ミルク系のジェラートがいくつか提供されていますが、どれを食べてもみんな味が違う。それを楽しんでほしいです」

 
◇出店するお店はどのように決めたのでしょうか?

二村さん「情報を提供して、出店したいというお店に手を挙げてもらいました。これだけの人に無料でジェラートを配るのはなかなか大変なことです」


◇二村さんのオススメジェラートは?

二村さん「全部です! どれを食べても美味しいですね。特に、今回提供されているジェラートは全て美味しいと思います」


◇これだけたくさんの人が集まると予想していましたか?

二村さん「ここまでとは予想していなかったです。情報の拡散がすごかったので、昨日あたりの情報の出方を見て、すごいことになったなぁと(笑)でも、嬉しい誤算ですね」

 

 主催者側も想定外の大人数だったようですね。 会場ではあちこちで「美味しい~」、「幸せ~」という声が上がっており、みなさんジェラートを楽しく味わっているようでした。


 ジェラートを堪能出来るイベントで、ジェラートを食べる手も進み続け、合計で28種類ものジェラートを食べてしまいました。

 無料でジェラ放題なんて、まさに夢のようなイベント! 来年のジェラート博開催も大いに期待しております!!


2015.05.30 舟崎泉美



<ジェラート博 写真ギャラリー>











 








">ローズマリーの香りをつけたチョコレートソルベ、ミルクジェラート、カシスソルベを合わせた
「5月の休日」はかなりユニークな味わいでした!


『トンカ豆』という珍しい南米原産の豆を使ったものも。
三年に一度しか結実せず、実の中には一粒しか入っていないという貴重な豆だそう


真っ黒の『五穀』。お米のような味が香ばしかったです。


イタリアから参加したジェラート店も。さすがのクオリティ!


同じミルク系でも味わいが違います
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驚きのあまり何も言えなくなってしまう人や、感動で涙ぐむ人もいました。
それだけ真剣にジェラートに向き合ってきたということの現れですね。


優勝はジェラートイリュージョンでも活躍した、柴野さんでした!



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