東京・ビルボードライブ東京
スペイン映画の‘鬼才’、ペドロ・アルモドバル監督の最新作 『アイム・ソー・エキサイテッド!』。重厚な人間ドラマを描くことで知られるアルモドバルだが、原点はコメディ、しかもブラックコメディである。最新作は、そんな原点回帰とも言える映画となっている。映画の公開を記念して、コラボイベントが行われた。
<映画のあらすじ>
マドリッド発、メキシコ行の飛行機に機体トラブル発生!上空で旋回し続ける旅客機内では、ビジネスクラスを担当するオネエ系の室乗務員3人組がお客様を不安にさせないよう歌やダンス、怪しいカクテルで奮闘中。だが、乗客はクセ者ぞろい、イケメンパイロットも巻き込んでの大騒動に・・・。
ブラックな笑いと、カラフルな色彩満載。アントニオ・バンデラス、ペネロペ・クルスなどの大物俳優も出演している。
マドリッド発、メキシコ行の飛行機に機体トラブル発生!上空で旋回し続ける旅客機内では、ビジネスクラスを担当するオネエ系の室乗務員3人組がお客様を不安にさせないよう歌やダンス、怪しいカクテルで奮闘中。だが、乗客はクセ者ぞろい、イケメンパイロットも巻き込んでの大騒動に・・・。
ブラックな笑いと、カラフルな色彩満載。アントニオ・バンデラス、ペネロペ・クルスなどの大物俳優も出演している。
ビルボードライブ入口
映画にちなみ、MCを務めるのもオネエ系CAの3人組
美貌とトークで、会場を沸かせていた
テキーラ「ドン・フリオ」 ドン・フリオはテキーラ界の伝説の男とも言われている。彼が作り上げたのが、スーパープレミアムテキーラだ
ファーストクラスでもサービスされているというテキーラ。「ドン・フリオ レポサド」
メキシコ行の機内をイメージして、飲み物、食べ物もメキシコ風になっている
映画のタイトルにもなっている、ポインター・シスターズの80年代のヒットソング「アイム・ソー・エキサイテッド」に合わせてCAたちが踊る、劇中ダンスにも注目。振り付けは、ビヨンセ、DAFT PUNKなどにも振付をした、ブランカ・リー。機内安全ビデオを模したもので、「シートベルトの着用」、「救命胴衣の膨らみが足りないとき」、「荷物の収納確認」、「通路の安全確認」など、様々な動きが取り入れられている。
ダンサーのAKI、良心、hiroyukiが登場し、振り付けレッスンが始まった。3人ともメガネ、シャツ、ネクタイという男性クルーを模した服装。
イケメンダンサーの登場に会場も盛り上がる
お客様も一緒に振付にチャレンジ!
カワイイ動きにも注目。ちょっとオネエっぽい動きが随所に取り入れられている
後ろのカーテンが空いて、ミッドタウンのスケートリンクと、夜景が広がる
ポイントはとにかく、自由に、楽しく!
思わず身体が動き出す、ポップなメロディーと、ユニークな動き、なんとも中毒性が高い
DJ sAtoshi (左) 80年代のヒット曲が流れる
食事とお酒を楽しみながら、懐かしい80’sの音楽に身体を揺らし、楽しいトーク、振付講座で盛り上がる。上手く映画の要素を取り込んでいて、映画を見た人も、これから見る人も楽しめたのではないか。ちょっと大人の、エキサイティングな一夜となった。
2014.02.01 文・写真 篠崎夏美