先日インタビューを行った「ジャパンチンチラフェスティバル」(チラフェス)。日本で初めてのチンチラに特化した注目イベント、開催当日の模様をレポートします。
<会場には可愛いチンチラグッズがいっぱい!>
スリッパ、手ぬぐい、トートバッグなど、なかなかお目にかかれないチンチラグッズに出会えるのも「チラフェス」の魅力。
チンチラの表現方法も、マンガのようにキュートにデフォルメされたものから、思わず本物と見まごうばかりのリアルなものまで幅広いです。
エレガントなチンチラがデザインされた素敵な食器は、飼い主さんが使うのはもちろん、チンチラのご飯皿として、おそろいで使ってもよいそう。
チンチラの仲間である同じげっ歯目の、デグー、モルモット、ハムスターなどのグッズもそろいます。書籍コーナーでは、リス、ハリネズミ、フェレット、プレーリードッグ、モモンガなど、さまざまな動物に関する書籍も販売されていました。
羊毛フェルト作品作りなど、グッズ製作のワークショップも行われました。手作りのチンチラグッズはより愛着が湧きそうですね。
初めてのチンチラ写真集「ふわっとチンチラ」の出版を記念しての写真展。カワイイ写真が満載で、癒されます。
そして、チンチラの生体展示も! グッズや写真もカワイイですが、本物のチンチラはさらにカワイイですねぇ。
飼い主さんから大好きな“愛チンチラ”に向けた、心からの愛を込めたラブレター『チラブレター♡』 が紹介されていました。
一枚一枚じっくり拝見したのですが、どのチラブレターからも、チンチラに対する愛情がひしひしと伝わってきました。 「いい飼い主さんのところに行けて、本当によかった! いっぱい可愛がってもらうんだよ」と、胸がいっぱいになりました。
会場には実際にチンチラを連れてきている人の姿も。普段から一緒にお出かけしている人もいれば、今回「チラフェス」をきっかけに初めてお出かけしてみた、という人もいました。
また、普段はインターネットでしかつながりがないチンチラ好きの人たちと、実際に交流ができるのが楽しい、という感想も聞かれました。
ハンモック、ペットフードなど、人間用のグッズだけでなく、 チンチラ(およびほかの小動物)用品もそろいます。 牧草詰め放題のコーナーでは、会場に来られないチンチラのために、飼い主さんが一生懸命牧草を詰めていました。
<もふもふでまんまる! 日本初お目見えのチンチラ>
日本で初めてのお披露目という、希少かつ美しい毛並みを持つ新種のチンチラも登場しました。ロイヤル・ペルジアン・アンゴラという名前で、ふわふわの長毛が特徴です。
元々、ころんとした丸い体つきが可愛らしいチンチラですが、この子たちは毛が長いためにさらにまんまるに見えます! おでこから頭にかけてフワフワの毛が生えていて、それもたまらなくキュート。
「チラフェス」の実行委員長であり、日本唯一のチンチラ専門店『ロイヤルチンチラ』の鈴木マネージャーが、大切に、大切に育ててきた子たちです。鈴木さん曰く、優雅な外見に反して(?)、性格はコミカルで何事にも興味津々だそう。そのギャップも魅力ですね。
また、より良くチンチラと暮らすための飼育方法、病気や健康についての講演会も行われ、みなさん真剣に聞き入っていました。
会場全体が “チンチラ愛”にあふれる、素敵なイベントでした。
まだまだ飼っている人も少ないチンチラ。チンチラ好き同士がつながれるリアルな場を提供するという意味でも、多くの人が待ち望んでいたであろう「チラフェス」。チンチラのことをもっと知って、もっと仲良くなって、もっと大好きになる1日になったのではないでしょうか。
第2回の「チラフェス」は、12月18日(日)予定とのこと。今から楽しみです!
取材/篠崎夏美