有田焼とまほうびん
04.27[水]~11.19[土] / 大阪府 / まほうびん記念館 象印マホービン株式会社 本社1階
業界の定説を覆す“有田焼ケースポット”や、極東裁判で使用したものと同型のポットなども
2016/05/15(公開:2016/05/08)
大阪・まほうびん記念館で行われる企画展イベント
「日本磁器誕生・有田焼創業 400 年」記念まほうびん記念館 企画展 「有田焼とまほうびん」 展
象印マホービン株式会社が運営する「まほうびん記念館で、4月27日(水)~11月9日(水)まで有田焼とまほうびんに関する歴史を紹介する企画展「有田焼とまほうびん」展が開催される。
今年は「日本磁器誕生・有田焼創業400年」にあたり、有田焼きの紹介とまほうびんとの関わりをその歴史を辿りながら展示する。
有田焼とまほうびんの繋がりは第二次世界大戦中まで遡る。通常、まほうびんのケース(外形)には金属を使用する。しかし、大戦中は金属不足から、まほうびんの製造はされていなかったというのが業界の通説でした。ところが、この度ケースに有田焼の磁器を採用した卓上ポットが発見された。
同展では、戦争中や戦後間もなく製造された有田焼ケースポットをはじめ、1980年代を中心に販売されたまほうびんと、有田焼の茶器セットを組み合わせたギフトセットの数々など、様々なエピソードを含めて展示する。
現在でも、有田焼のケースにステンレスまほうびんを組み入れた卓上ポットが製造されている。有田焼とまほうびんには深い関係があるのだ。歴史的な写真画像なども含めて振り返ろう。
<おもな展示内容>
●有田焼とまほうびんの関係
通常、まほうびんのケースには金属が使用されていましたが、金属不足を補うために有田焼の磁器が採用された。大戦中や戦後間もなく製造された有田焼ケースポットなどを展示。
●ギフト市場で存在感を発揮した有田焼とまほうびん
1979(昭和 54)年にタイガー魔法瓶が、有田焼の茶器と1ℓのポットを同柄でセットにしたギフトセットを発売。その後各社からも順次発売された。百貨店やギフトルートで、盛んにこの茶器セットが売れた。現在でも高価な有田焼ケースのまほうびんが販売されている。このコーナーでは、様々な柄を配した茶器セットを多数展示。
<会場>
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ
「日本人ならお茶を飲むのにまほうびん必須ですよね。戦時中は金属も貴重ですし、まほうびんも一時的になくなった・・・と思いきや、なんと有田焼で作られていたという。まほうびんと有田焼から日本の歴史をたどるという、興味深い展示です。
ギフト用のまほうびん、素敵ですね」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 大阪府大阪市北区天満1-20-5 |
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会場 | まほうびん記念館 象印マホービン株式会社 本社1階 |
開催日時 | 2016年04月27日~2016年11月19日 10:00~16:00 午前10:00~12:00 午後1:00~4:00 |
料金 | 無料 ※事前予約制 |
TEL/FAX | 06-6356-2329 / |
参考URL | https://www.zojirushi.co.jp/corp/kinenkan/ |
ドレスコード | |
アクセス | JR東西線「大阪天満宮」駅・地下鉄「南森町」駅」から徒歩約10分、地下鉄・京阪「天満橋」駅から徒歩約10分 |
駐車場 | 駐車場なし |
運営元 |
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