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カオス*ラウンジ 「キャラクラッシュ!」

10.11[土]~11.02[日] / 東京都 / カオス*ラウンジ アトリエ

≪キャラクターイメージへの人工的介入が始まる≫

2014/10/15(公開:2014/10/15)

東京のカオス*ラウンジ アトリエで開催されるアート展示イベント

2014年に5周年を迎える現代アート集団「カオス*ラウンジ」。
今回、活動拠点としてきたアトリエを会場とし、展覧会を実施することになりました。

そのアトリエとは、都内某所に戦前から建っている、築80年以上の木造一軒家。
なんとこのイベント終了後に取り壊しが決定しております。
今回は、建物全体を使って作り込んだ15名のアーティストたちの新作と、カオス*ラウンジの過去5年間のストックを再構成したインスタレーションを紹介することになっています。

今回のテーマは「キャラクラッシュ」。
キャラクター(character)とクラッシュ(clash)をかけ合わせた造語であり、「イコノクラスム(iconoclasm)=偶像破壊」になぞらえた言葉ともいえます。

キャラクターを何かの「表象」として見ると、紋切り型でキッチュな貧しいイメージでしかないでしょう。キャラクターの力は、そのような表象のシステムからズレた場所に宿っていると言えるのではないでしょうか。

キャラクターで何を表象するか、ということよりも、そのキャラクターがどのように加工でき、改変しうるかということ(それは虚構世界の構築に関わるということ)、そして、変形を施されたキャラクターが、いかにして流通し、消費され、共有のデータベースに登録されるかということ(現実世界の変化に関わる)こそが重要といえましょう。

カオス*ラウンジは、こうしたキャラクターのイメージへの人工的介入をおこなうアーティストたちが中心となっています。
彼ら/彼女らは、自らの作品によって現実を表象しようとはしていません。
キャラクターという記号(エクリチュール)の操作を通じ、虚構と現実の関係性(「アートと政治の関係性」と言い換えてもよい)を再設定し、「公」と「私」の領域をひそやかに侵犯します。
表象のシステムに依存することなく、キャラクターの力によって、現実へと介入します。

◆アーティスト
あいそ桃か , 荒渡巌 , 一輪社 , 梅沢和木 , 梅田裕 , ク渦群 , 乙うたろう , サエボーグ , ナルコ , はいゆに , 藤城嘘 , 三毛あんり , 柳本悠花 , 山本卓卓+たかくらかずき , 他
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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:せり
「すでにその存在が確立しているキャラクターという存在に対して、人工的介入を行うとはどういうことなのか?
名前の通り、どこまでその形を破壊できるのか・・・にかかっているのかもしれません。

普段なら考えられないようなキャラの破壊。
いけないものも見るかのような感覚に襲われます」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都文京区湯島3-28-10
会場 カオス*ラウンジ アトリエ
開催日時 2014年10月11日~2014年11月02日 13:00~20:00
料金 無料
TEL/FAX /
MAIL
参考URL http://chaosxlounge.com/
ドレスコード
アクセス
駐車場
運営元

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