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お化け屋敷×科学!
恐怖と闘い、親しむ
【セリ】 2012年06月15日
セリです。
電車のホームで、誘導ブロック辺りを歩いている時に、
電車が向こうから来るとふと我に返る事があります。
今日もそんな状況になりました。
「あ、これ少し横に動いたら死ぬな」
「自分が動かなくても、誰かに突き飛ばされたら死ぬな」
そういう状況です。
幼い頃は、踏切で、列車が通り過ぎるだけで怖かったものです。
何しろ、ぶち当たったら絶対に自分が粉々になるでしょう。
それを想像するだけで、泣きたくなったものです。
実際泣いたし。
今では、そんな時より、もっと怖い状況に追い込まれても平然としています。
果たして、それは良い事なのか、悪い事なのか。
怖いはずの状況で怖いと感じない事は、勇気があるのとは違うでしょう。
怖さを実感して、それでも前に進むことを勇気と呼ぶのでしょう。
怖さを感じないのは、単に鈍いだけじゃないかと思います。
そう考えたら、大人になって、だいぶ子供の頃より感覚が衰えたのかもしれません。
さて、イベント情報の紹介に参ります。
「お化け屋敷で科学する!in 沖縄」
http://evenear.com/event/detail/4563/
沖縄県立博物館・美術館で開催される
「恐怖」を「科学」するイベントです。7月13日から9月17日まで。
さあ、とにかくこの世界は恐怖に満ちています。
物理的な恐怖も精神的な恐怖もありますね。
このイベントでは、音・光・特殊技術を使った仕掛けで実際に「恐怖」を感じつつ、
その「恐怖」が一体、どこから来るのか?「恐怖」を克服するにはどうすればいいのか?
そんな最先端研究の成果を知ることができます。
「お化け屋敷」というのは、そんな恐怖をお手軽に感じ取れる仕掛けです。
他にも不思議現象体験コーナーなどもあります。
とっても、興味深いイベントではありませんか?
恐怖は人間にとってはなくてはならない存在。
すなわち危機を知らせてくれる信号のような機能を持ちます。
ただし、その恐怖そのものが、ストレスになり、
人間を蝕む事も多いといえましょう。
結局は、「恐怖」とどう向き合うのか?
それが大事です。
お化け屋敷は怖くて行けない!という方は、
その恐怖がどこから来るのかをこの夏に科学してみてはいかがでしょう?