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報道カメラマンの先駆者 フェリーチェ・ベアト

スナップショット!


【セリ】 2011年11月30日


セリです。
 
フォトページも連日更新されているので、見るのが楽しみです。
まだまだ未完成ですが、いつか世界中の面白い写真で
埋め尽くされる日がくるのを夢見ることにしましょう。
 
なずなが頑張ってコメントもつけてくれてます。
 
それにしても、世の中に出回っている写真というのは膨大な量です。
今は、どんな端末にもカメラがついちゃってますから、
写真がどんどん量産されていきます。
 
小さい頃は、「写ルンです」なんて、使い捨てカメラを使って、
24枚撮りだかを大事に大事に使っていましたが、
 
今はデジタルですからね・・・撮ったらPCに移して、いらないのは削除ですもんね。
こうしている間にも世界中で写真が撮られていく。
 
まあ、映像も含めて、こんだけ記録装置が沢山あれば、21世紀の世の中を
残していくには充分すぎるんじゃないでしょうか。
 
時代が古くなればなるほど、
そういうものは、絵とか、現存する実物に頼らないといけません。
ま、それでも人間の科学というもののおかげで
復元もどんどん可能になっていきますけど。
 
でもね、それが本当に復元されたのかって、正直僕はわからないと思ってます。
証明・・・できないでしょ?
 
だから、結局想像の域を出ませんね。間違ってるかな?
 
まあ、20世紀とかは「映像の世紀」じゃないですけど、豊富な資料が存在しますけどね、
それを下回ると、もう、ちょっと怪しくなってきます。
正確な記録媒体として、写真の発明って本当に大きいと思いますよ。
 
世界最初の写真は確か1824年に撮られましたんでした。
記録媒体として、みんなが持つようになるのはそれから半世紀以上後の話です。
 
ですから、この1800年代の中ごろの写真というのは、かーなり貴重なわけですね。
 
でも、そんな頃にも写真を撮り続けたカメラマン達は存在していました。
彼らが、最初の写真による情報の伝達者です。
 
今回のイベント紹介に参ります。
 
フェリーチェ・ベアトの東洋
東京都写真美術館で2012年の3月6日から5月6日まで行われます。
 
彼はイギリス人ですが、1853年、報道写真家である義兄の助手として、クリミア戦争に従軍して以来、
インドのセポイの乱、中国におけるアロー戦争など、世界史に大きく名を残す戦争において写真を撮り続けました。
 
そして、1863年に日本の横浜に移り、下関戦争や戊辰戦争のいわゆる「ラスト・サムライ」達の写真を残しています。
1871年にアメリカが朝鮮遠征をした際にも写真を撮り、世界初の朝鮮の姿を残しています。
 
まあ、こういうところだけを抜粋して見ると、戦争ばっかり被写体に写している人みたいですが、
もちろん、そんなことはなく、都市や名所の風景写真や人物写真など風俗写真も多く撮っています。
 
こういう人がいたからこそ、江戸時代の風景とかを今に残すことができてるんでしょうね。
なにしろ鎖国してたんですから。
 
 
この人の写真は、被写体が貴重ということもありますが、
そのセレクトも面白いと思います。
 
 1枚1枚の写真が貴重だった当時、
撮る側も色々な意味で魂を込めていたに違いありません。
 
 
 
あ、下の写真は関係ありません。
猫だなって思って。

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