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ねこと和菓子の共通点って? 猫好き、甘党は間違いなくとろけてしまう「甘いねこ展」

アイコン「甘いねこ撫で声」じゃなくて、本当に甘い

2014/04/16(公開:2013/10/29)

 甘いねこ展

東京・とらや東京ミッドタウン店内 ギャラリー 

 

 

 

老舗和菓子屋のとらやにて、企画展「甘いねこ展」が開催されている。創業480年と言う長い歴史を誇る虎屋だが、「猫」をモチーフにした和菓子はこれまでなかったとのこと。

およそ1300年にわたる日本人と猫との付き合い。眠っていたかと思えば、どこかに行ってしまったり、甘えてきたかと思えば、怒ったり・・・。可愛いけれど、不可思議な一面を持ったねこの魅力が詰まった企画展である。

 


白い毛に、ピンクが透ける可愛い和菓子「すませば」。何かの物音にぴんと立てた耳がモチーフになっている。

 

 

 
丸まって眠る猫をイメージした「うたたね」に、白黒の猫をイメージした「にけ」もある。

 

 

 
会場入り口には、訪れた人たちによる可愛い猫のイラスト。

 

 


ねこの和菓子のデザイン案

 

 
どれもユニークな発想と、可愛らしさがあって面白い。和菓子ならではのデザイン。

 

 


日本全国のねこの郷土人形

 

 


こんなに猫の人形があるのか、と驚いた。すまし顔のもの、ユーモラスなもの、色々な表情があって面白い。 

 

 


日本人が書物で描いてきたねこの姿を、4 つのテーマに基づき紹介(ねこと日本人が辿る千年の歴史、作家とねこの甘い関係、学問で読み解くねこの真実、いつの時代も絵になるねこ)

 

 


本の後ろに猫が

 

 

 
見つかった!

 

 



猫のグッズ、書籍も販売

 



ねこの和菓子デザインのシールなどもある

 

 


手ぬぐいなどの和小物、書籍も販売


 

 


なんとも言えない表情

 

 

 
「すませば」白あんうをういろうで包んでいる

 

 


食べるのがもったいない可愛さ。2つ買えばよかった・・・。

 


日本人が愛してきた「猫」と「和菓子」。どちらも甘すぎない、しつこくないところが魅力である。押しつけがましくなく、疲れたとき、淋しいときにはそっと寄り添ってくれる・・・。そんな日本人が愛して止まないものに囲まれる、ほっこりとあたたかな気分になれるイベントである。

 

 

2013.10.29 文・写真 篠崎夏美

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