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レポート&ニュース

‘金魚すくい’で救われたのは・・・

行き詰ったアーティストをスランプから救い上げたのは、一匹の金魚

 
東京・サンシャイン水族館


 
深堀隆介氏は金魚を題材とした作品を作るアーティストです。10年程前までは、それ以外の作品も作っていたそうなのですが、ある時期スランプに陥ってしまいました。しかし、その時飼っていた金魚に救われ、金魚に魅了され、それ以来金魚の作品ばかりを作るようになったそうです。これを本人は‘金魚救い’と呼んでいるとか。金魚は縁起物で、飼い主に幸福をもたらす、という言い伝えもあります。
 
見ているだけで、涼しく、幸せな気分になれる金魚展に行ってきました。
 
 


 
まるで本物の金魚みたいなアート作品と、本物の金魚が展示されるイベントです。
 
 
サンシャインに向かう通路も金魚展の広告がたくさん。
 
 
 
こんな可愛らしい看板も。カワウソカワイイ。
 
 
 
水族館に向かう通路には可愛い足跡が。スマートフォンをかざすと、ペンギンの行進が見える仕組みなどもあるようです。
 
 
新しくなったサンシャイン水族館。初めて来ましたが、とてもきれいですね。まるで南国のリゾートホテルみたいです。
 
 
 
金魚展入口。水族館のチケット+300円が必要でした。水族館のチケットだけで入れると思っていたのでちょっと慌てました(プラネタリウム、展望台などのチケットでも300円で入れるようです。このイベントだけの見学は不可)
 
 
 
係の方に写真撮影について確認したところ、作品以外、つまり本物の金魚は撮影可能とのことでした。
 
 
 
こちらは甕に入った金魚。昔はガラスの水槽がなく、甕などに金魚を入れて上から観察していたとか。だから、上から見て美しい形に改良されたのだそうです。そういえば、逆に現在だと水槽が主流なので上から金魚を見ることって中々ないですね。池や金魚すくいくらいかな。
  
 
 
上から眺めることで、より‘水’を感じられるので水槽より涼しげに感じます。目から涼をとる為に金魚が飼われたというのも分かりますね。
 
 
この先のスペースにアート作品が展示されていました。桶、ビニール袋、ブリキ缶、枡・・・様々な入れ物に入った金魚たち。どうみても本物なのですが、実はアクリルに描かれた絵なんです。本当に本物と見分けがつきません!!上から見ると優雅に金魚が泳いでいるのに、横から見ると色のついたごく薄い層があるだけ。不思議です。これは実物を見ていただいたらそのすごさが分かると思います。
 
 
金魚鉢に入った金魚たち。福だるま、パンダ、レッサーパンダなど、変わった金魚がいました。
 
カメラを向けるとこちらに寄ってきました。可愛い!
 
 
目が合いました。
 
愛嬌のある顔つきです。
 
黒いポンプ(?)がちょっと興ざめですが、金魚鉢というのは金魚を観察するのに良い入れ物だということを実感。曲線が良いですね。
 
涼しげですね。まるで一枚の絵画のようです。
 
 
暖簾の奥にはいったい何が・・・。
 
部屋いっぱいに広がる白い池。そこに泳ぐ小さな和金。この中に本物ではない金魚がいるのですが、分かりますか?(写真が小さくてそもそも分かりにくいですが・・・)
 
 
この傘の中にいる金魚が深堀さんの作品です。
 
このスペースのみ作品の撮影が可能です。金魚たちが集まっているところは「スイミー」みたい。ぼくがめになろう。
 
 
 
赤い暖簾の先には何があるのでしょう。こういう演出も次にどんなものがあるのかワクワクしていいですね。
 
 
まるで赤いコインロッカーのような水槽に入った金魚。面白い展示の方法ですね。
 
 
 
 
 
金魚の祖先である鮒も展示されていました。金魚ほど昔から人に飼われ、改良されてきた生き物はいないかもしれません。しかし、人がいなくなれば金魚はフナにもどるだけ、という説明に考えさせられました。
 
 
 
このシンプルな鮒から、良くあれだけ様々な色や、形や、模様の金魚が生まれたものです。
 
どのように金魚が改良されてきたのか、本物の金魚も交えて展示してあります。1700年もかけて現在のように多様な金魚が生み出されてきました。金魚に傾けてきた情熱と時間はすごいですね。愛されてるなぁ、金魚。
 
 
ジャンボオランダシシガシラ。でかいです。身体の大きさが猫ぐらいあります。今まで可愛らしい金魚ばかり見てきたので、かなりの迫力。胴体が太い分、鯉より迫力があります。
 
金魚の目を覗き込んでみると・・・
 
金魚が!しかも、目が上に付いている頂天眼(チョウテンガン)という品種だそう。
 
 
 
深堀氏の作品がまとめて見られたのも良かったですが、こうして色々な珍しい金魚も見られ、非常に充実した展覧会でした。見ていて思ったのが、日本人の金魚好きはDNAに刷り込まれているんだろうな、ということ。古来から私たちのご先祖は金魚を愛でてきたのでしょうね。犬や猫のように直接触れ合うことはあまりできませんが、金魚も我々のパートナーとして長く愛されてきた生き物です。
 
久々に金魚を見て、昔飼っていた金魚たちを思い出しました。元々金魚すくいでとってきたものなのですが、かなり長生きだったと思います。水槽に指を入れると吸い付いてきて可愛かったなぁ。深堀さんが飼っている金魚たちは、彼が何か大きな節目を迎えるたびに、役目を終えたように亡くなってしまうのだとか。飼い主に幸せを与えるという金魚、その魅力を存分に感じられるイベントでした。
 
 
 
2013.08.12 文・写真 篠崎夏美
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