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レポート&ニュース

【1月22日開催】カラスを知れば世界が変わる。カラス友の会 presents 「愛しの カラス☆ナイト」第2弾

カラスは都会のエンターティンメント!

カラス。

真っ黒で、大きなくちばしと鋭い爪を持ち、しゃがれ声で鳴き立てる。
不気味で不吉なイメージを持つ人もいるだろう。
また、害鳥と言われることもある。

しかし、本当にそうだろうか?



撮影:吉野かぁこさん






カラス雑誌『CROW'S』の 第2号発行を記念して行われるイベント。‘カラス愛ほとばしる’トークライブを楽しめるらしい。カラス専門雑誌があることにも驚いたが、このオシャレな表紙!さらに発行しているのは『カラス友の会』なる団体。これまた興味深い。

どちらかと言うと、‘嫌われ者’のイメージがあるカラス。そんなカラスを愛する『カラス友の会』、一体どんな会なのだろうか?カラス友の会主宰・吉野かぁこさんにお話を伺った。


◆カラス友の会について

カラス好きのための“広場”。吉野かぁこさん、野良武士さんにより2013年10月18日に発足。


カラス友の会HP TOPより http://karasu.petit.cc/

・発足の経緯
吉野さん曰く、カラスについて文章を書きたくても、それまではネタを拾えるところすらなかったそう。世の中にカラス好きがいることは分かっており、小さなコミュニティはいくつかあったが、決して間口が広い状態とは言えなかった。そこで、同じくカラスに興味を持っていた野良武士さんと「じゃあやろうか」ということになったとのこと。
 
 
・どんなことをしてる?
CROW’Sの発行や、カラスに関する意見交換、画像・動画の紹介、イベントなど。これまで大規模な「観察会」はしていないが、カラス好きが数名集まれば、周りのカラスを眺めて談義することはあるそう。

みんなそれぞれが日常の中でカラスを見ており、そこで起こったことをイベントなどで報告し合っている。


・会員何人くらい?年齢は?住んでいる地域は
メール会員は100人ほど。学生から70代まで幅広い。北は北海道から南は沖縄まで、全国に登録している人がいる。




カラス愛好家・吉野かぁこさん

◆カラス好きになったきっかけ

カラス歴4年の吉野さん。元々カラスが好きだったのかと思いきや、カラスが極度に怖かったそう。カラスのいる道を避けていたら、会社に遅刻した事も・・・。しかし「自分の行動範囲がカラスによって制限されるなんて…!」と奮い立ち、弱点を克服する決意を固める。
実は「ライターとしてのネタになるんじゃないか・・・?」という下心もあったらしい。
 
最初に触れ合った(?)カラスはあるセンターで保護されていたため、ケージの中に入っていた。彼女は思った「これなら勝てる!」と。それまでは近づいてみたこともなかったが、よくよく見ると可愛らしい顔をしていた。

更に、カラスを飼っている人なら良いところも聞けるかも、とカラスを飼っている人の家にも行ってみた。「ある程度のケガは仕方ない・・・」とまで覚悟を決めて臨んだそうだが、ここでも意外と大人しいカラスに、魅力を感じるようになっていったそう。
 
ちなみに初心者がじっくりカラスを観察するには「市原ぞうの国」がおすすめとのこと。ここでは首都圏では珍しい飼育されているカラスを見ることが出来る。



◆それまでのカラスに対するイメージ

大きい、怖い。道にたむろする‘ヤンキー’を想起させるところが苦手だったそう。確かに、『あ〝ぁん!?なんか文句あんのか!?』と肩をいからせ、こっちにガンを飛ばしてくる感じがある。

ところで、カラスは自分の巣や家族を守るために、まれに人を攻撃することもある。吉野さん曰く、ヤバイと思ったらカラスの眼をガン見するのがいいらしい。野生動物と対峙するときに良く聞く「眼をそらすとやられる!」というアレである。

また、頭を狙ってくることが多いので、襲われそうになったら、屋根の下に入ったり、傘やカバンなどで頭をガードしたりすることがおススメとのこと。



◆カラスの魅力

○眼がカワイイ(子ガラスは瞳がブルーなんだそう)
○毛がふわふわ


撮影:野良武士さん


撮影:LEOさん

○カラスの塗羽とも言われる美しい羽根。構造色により玉虫色に輝く。


撮影:野良武士さん


撮影:LEOさん


○面白い行動をするところ。5、6羽で集まって、ゴミをサッカーボールのようにかわるがわる蹴って遊んだりすることも。頭もいいのだ。


撮影:ボタンインコ母さん
(新宿御苑にて、ミニカーで遊ぶカラス!まるで人間の子供のようで可愛い)


これらの写真を見ると、カラスがとても可愛らしく思えてくる。『カラス友の会』には、こうした可愛い、カッコいい、美しいカラスの写真や動画も掲載されている。

普段は警戒したり、動いてしまったり、まじまじと見ることが出来ないカラス。しかし、見慣れているはずのカラスも、写真で見ると違った魅力もある。私も実際写真を見て、こんな表情をするのか!こんな可愛い動きをするのか!という発見があった。
 
<吉野さんが最近編み出した『カラス撮影の極意』>
① レンズを向けると逃げられるので、見て見ぬふり
② 「全然見てないよー、無害だよー」ということをアピール
③ そう言いつつ、目の片隅でカラスを捉え、じりじり近づく
④ あせらず、ゆっくり(吉野さんは10分位かけることも
⑤ さりげなくシャッターを押す

警戒心が強いカラスに、いかにして近づくかがポイントだそう。


みんなのカラス写真アワード(CROW'S VOL.2より)


そして、見た目以外にもまだまだカラスの魅力はある。

○「カァー、カアー!カッ…ン‶ンッ!!」と、時々むせたりする鳴き声

○足の運び。ハシブトガラスは地面を歩き慣れていないため、よちよち歩きだったり、欽ちゃん走りみたいだったり、スキップみたいだったり・・・。

クールな奴に見えるが、意外とツッコミどころが多いのだ。  



◆カラス雑誌『CROW’S(クロース)について



「カラス=crow」と「近くにいたい=close to」という願いが込められている。企画、構成などほぼ吉野さん一人で作り上げているそう。


カラスの生態も分かるユニークなすごろく「カラすごろく」(CROW'S VOL.2より)


世田谷区烏山地域のキャラクター「からぴょん」紹介(CROW'S VOL.2より)

カラスと美女の超本格的なカラーグラビア、面白いカラス動画の紹介、素敵なカラス写真、学術的にも興味深いコラムなど、読み応え満点!

内容はいちカラスファンとして、こんなことを知りたい、みんなに教えたい、と思う事が中心だとか。ひとくちにカラス好きと言っても、色々なタイプ、考え方がある。飼いたい人、シルエットが好きな人、描くのが好きな人、自然愛護的な観点の人・・・。

「どれかを切り捨てることは『邪魔だから駆除する』、という考え方と変わらないと思う」と語る吉野さん。そのため“カラスのことならナンでも”というニュートラルな立ち位置にしているそう。
 
カラスファンでなくても、一冊読めばカラスの虜になること間違いなし。
こちらのURLから入手出来る ⇒
https://karasutomonokai.stores.jp/#!/ 
※残りわずか!!欲しい方はお早めに



◆イベント「愛しのカラス☆ナイト」について

初めてのイベント(2014年5月22日・ネイキッドロフトにて)をしてみて、どうでしたか?
― イベントをすること自体初めてで緊張しました。やりたいネタがありすぎて困りましたね。初めはかなり内容を詰め込んでいたのですが、参加者が色々とネタを持ってきてくれて、自由にやれる空気があって良かったです。

イベントも回を重ねるごとに特色が出てきた気がします。普段は「カラス、可愛いでしょ?」と周りの人に写真などを見せても、ひかれてしまうことが多いのですが、ココにいる人たちは受け入れてくれる。カラス好きが遠方からも集まって、情報や意見を交換できる場になっています。ゲストが飛び入りで情報を話したり、「うちのコ(カラス)はこうなのよ」と話したり・・・。


今後やってみたいことはありますか?
― 出来れば、実際にカラスもイベントに呼びたいですね。乗り物に乗せて移動させたり、本来の行動時間と違う時間に連れて行くことになったり、大勢の人前に出ることのストレスがあったり、懸念点もありますがいつかは実現させたいです。


今回の愛しの カラス☆ナイト」第2弾の見どころはどこでしょうか?
― 見どころは沢山あるのですが、宮木さん(カメラマン)、CROW’S第二号のグラビアも飾ったLilaさん(モデル)が登場して、メイキング裏話などを聞くことが出来ます。また、質問が多いカラス撮影のコツも紹介するほか、 カラスグッズを持ち寄っての大討論会もあります。

もちろん、真面目なカラス情報もお伝えしますよ。ライトなカラスファンから、コアなマニアまで楽しめると思います。



◆最後に吉野さんから一言

カラスが苦手な人も、大好きな人も、ぜひサイトを見て、そしてイベントに来てみてください。普段見慣れている景色も、カラスを好きになることで違って見えるはずです。カラスは「無料のエンターティンメント」、「都会の娯楽」、「日常の楽しみ」です。


撮影:LEOさん
 
正直、好きでも嫌いでもなく『そのへんにいる鳥』という認識だったカラス。しかし、良く見てみると可愛いし、カッコいい。そして当たり前だけれど、彼らだって一生懸命生きている。吉野さんと話した後から、無意識にカラスを探すようになってしまった。

カラスを観察して、愛でることは心に余裕を持つことでもあると思う。そこに気付いたとき見慣れた景色が、変わって見える。



2014.12.29 文・篠崎夏美

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