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レポート&ニュース

おくちの中がゲリラ豪雨!スっパくてステキな梅干しだらけの展覧会。よだれがノンストップの、ナイス、すっぱい!『にっぽんの梅干し展』

梅干しだらけ

ずっと好きだった。


いつも気付けばそばにいてくれて、

古風だけどイマドキの物も活用してて、

ときには甘い雰囲気にもなってくれて、

体調が悪い時、疲れた時には癒してくれて、

おじいちゃん、おばあちゃんからの評価も高くて、

ずっとずっと長い間、変わらずにいてくれる。


‘彼’の名前は・・・「梅干し」



‘彼’の事を考えただけで、ヨダレが止まらないくらい大好き。「好きな食べ物は?」って聞かれたら、迷わず『梅干し!!』と即答する。

でも、意外に彼の事を知らないことに気が付いた・・・。



07.15[火]~07.22[火] /西武渋谷モヴィーダ館7F クリエイション LOFT&内ロフトフォーラム

今年4月に活動開始した「BambooCut」は、イベントなどの企画運営を行っているクリエイティブユニット。そんな彼らの第1弾企画が今回のイベントだ。梅干しをテーマにした作品の展示などを通じ、「たのしい梅干し」を提案している。

会場に向かう前に、2階の「Cafe & Meal MUJI」で一日20食の限定メニュー『梅プレート』を堪能。梅干し好きにはたまらない、梅尽くしのメニュー。料理家・山田英季(ひですえ)さんが考案したもの。会場内ではパネルでレシピも紹介されている。

期間限定メニュー 梅プレート

  
このイベントは、梅干しの可能性を最大限に引き出した、梅干しだらけの展覧会。梅干しを「知る」、「楽しむ」、「体験する」ことで、楽しく梅干しを食べられる。

主催者の一人、Bumboo Cut・竹内さんも『梅干しが好きなのに、全く梅干しを知らなかった』そうだ。私と同じ!やっぱり、好きな人のことって意外に知らないものなのよね・・・。うんうん。


ナイスですっぱいコンテンツ  


梅干の選別体験

様々な大きさの梅干しと秤があり、梅干しの選別体験が出来る。一口に梅干しと言っても、大きさ、重さはかなりバラバラ。実際に持ってみると、5Lの梅干しは肉厚でずっしりしている。もうこのまま食べたい・・・。まだ入り口から1mくらいなのに、湧き上がる唾液・・・。

梅干しは漢方として中国から入ってきており、平安時代の頃からおよそ1000年以上にわたって日本人に食されてきた。 元々は薬だったのだが、明治時代には「気休め」とされたこともあった。しかし、赤痢やコレラが流行した際に梅干しが大活躍!さすが梅干し、やったぜ梅干し!なんて頼りになるんだ。

こうした梅干しの歴史、梅干しが出来るまで、梅干しの効能、梅干しが登場する慣用句など、知っているようで知らない、梅干しの知識をパネルなどで学ぶことが出来る。


「似た梅同士」 浅田政志

浅田政志さんが撮影した「梅に似たもの」の写真24点。これだけ梅干しに関する展示を見ていると、どれも梅干しに見えてくる。


企業や個人など、100種の梅干しがずらーり。こんなに色んな種類の梅干しを一度に見たのは初めて!

塩分過多による高血圧でぶっ倒れてもいい、ここにある梅干しを全部食べてみたい・・・!!!

  
左)ブランデーや、芋焼酎でつけた珍しい梅干し
右)もはや塩の結晶になっている32年物の梅干し

藤子・F・不二雄の漫画『ウメ星デンカ』の複製原画、糸井重里さんのエッセイ、和田ラヂヲさんのイラストなども紹介される。

そして「日の丸弁当を持って釣りに行くと魚が釣れない」という言い伝えを実際に検証したレポートも。梅干し好きなのにそんな言い伝えは全く知らなかったのだが、これがかなり面白かった。


  
左)元谷文則さんの「梅消し」
右)マンガ家・和田ラジヲさんの「梅種飛ばし」

Tokyo Midtown Award 2013 デザインコンペで、原研哉賞・東京ミッドタウン・オーディエンス賞を受賞した「梅消し」。ノートの真ん中に置きたくなるデザイン。お弁当のおかずを忘れても、これがあればご飯が食べられるかもしれない!?

「梅種飛ばし選手権」で日本一になった経験もある、和田ラヂヲさんに梅干しの種を飛ばしてもらう企画。ちなみに和田さんは16m63cmという記録もお持ちとか!!どうやったらそんなに飛ばせるんだ・・・。


ウメボシイソギンチャク

触手をひっこめて丸まった姿は、色といい、形といい、見事な‘ウメボシ’っぷり。お箸でつまみあげて食べちゃいたい。しかし、毒があり、触れるとかゆみや軽い腫れを引き起こすらしい。観るだけにしておこう。

余談だが、このウメボシイソギンチャク、。見た目から興味を持って調べてみたら、生態もかなり興味深かった。無性生殖をして体内で子供を育てるそうで、完全なイソギンチャクの形になって胃腔内から出てくる。そして、それらの子供は全て親のクローンなのだとか・・・。まさかイソギンチャクまであるとは・・・。徹底的に‘梅干し’だらけの会場。

彼(梅干し)の色んな面を見ることが出来て、幸せ・・・。



こんなに強気な‘彼’(梅干し)、はじめて・・・!

スタッフさんに『すっごーくすっぱい梅があるんですが、挑戦してみますか?』と言われた。すっぱい梅干しを食べた‘すっぱい顔’を撮影するコーナーだそう。

  
これまで様々な彼(梅干し)と付き合って来たけど、そんじょそこらの梅のすっぱさには動じないつもり。最近、はちみつ漬けの甘い軟派な梅干しが多くって、物足りなさを感じてたところなのよね。私を満足させられるかしら~?

食べた人の顔を見ると、みなさんかなりすっぱそう!ちょっとドキドキ。和歌山のまっすぐ農園で作られた、塩分濃度約20パーセントの白干し梅。普通はこれを塩抜きしたりして食べるらしい。スタッフさんから『ご飯食べてますか? 空腹だと胃をやられますよ・・・』という注意を受ける。

大丈夫です!さっき「Cafe & Meal MUJI」で梅プレート食べてきたので!抜かりはないぜ。さて、いよいよ試食。かなり大きい梅干しで、表面は塩の結晶でザリザリしている。 『思い切って丸ごとでいってみますか?』と笑顔で言われる(スタッフさん、ドSか?)  さすがにちょっとビビって、まずは一口齧ってみる。


「ぎゃっ!!」

生まれて初めて、梅干しを食べて叫んでしまった。しょっぱい、ものすごくしょっぱい。しょっぱいというか、すっぱいというか、すごい衝撃である。汗が出てくる。動悸がする。

顔がくしゃくしゃになる。 この瞬間を撮影されていたのだが、私が梅干しみたいな顔になってた。ほうれい線が5㎜くらい深くなったんじゃないだろうか。

もちろん、肉厚でとっても美味しい梅干し。ガツンとした、梅と塩そのものの味わいが楽しめる。これ、チョビチョビゆっくり食べたいなぁ。食べ終わってからも、しばらく胃のあたりに違和感があった。恐るべし、塩分濃度約20パーセント。

でも、なぜかしら?また彼(梅干し)に逢いたくて仕方ないの・・・。あの衝撃を味わいたくなってしまうの・・・。という感じで、癖になるすっぱさ。


梅グッズもたくさん

美味しい梅干しや、限定グッズも販売している。もちろん、私も梅干しを購入。展示の見学と、この記事を書いたのとで、一体どれだけの唾液が分泌されたのか、計り知れない。

梅干しはメインにこそならない食材だが、おかずにもなるし、デザートにもなるし、調味料にもなるし、薬にもなるし、保存食にもなる。なんて素晴らしい食べ物なんだろう。

そんな梅干しを、見て、知って、楽しめるイベント。ますます梅干しが好きになった。


2014.07.21 文・写真 篠崎夏美

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